発達障碍と箱庭

【発達障碍】の診断が安易に行われすぎていると書きましたが、
箱庭療法の学会のワークショップのパンフレットを見ていたら
わかりやすいのがあったので抜粋します。
箱庭っていうのは、砂箱のなかにおもちゃをおいて表現しながら自己治癒する方法です。
今年のはまだ手元にないので昨年のものです。
(ちなみにワークショップは学会員でなくても参加できます)
F会場の案内
発達障害と箱庭
発達障害における箱庭といっても、自閉スペクトラムの軽症のものから重症のものに至るまで、幼児から大人に至るまで、多様である。このワークショップではその多様性を解釈すると同時に、個別の事例の検討を行いたい。
J会場の案内
発達障害スペクトラムの箱庭療法
発達障害のクライエントの箱庭は、非常に表面的で内容が乏しかったり、ひとつの作品としてまとまらなかったり、逆に多視点的にたくさんのアイテムが放り込まれたり、各々の回で置かれる箱庭が同一人物によるものには見えなかったり、「自分のなさ」や「おはなしにならなさ」がその特徴としてあるように思える。このワークショップでは、そのような箱庭を通して発達障害スペクトラムのクライエントにどのような心理療法的アプローチが可能か模索する。

なんと14会場のうちの2つが【発達障碍】です。
増えているでしょう。
Fの講師がいっしょくたにしているでしょう。
Jの講師は【解離】を知らないんですかね。知ってたらPTSDであって【発達障碍】ではないですね。
そしてロールシャッハについての会場が1つあります。
箱庭研究と関係ありますが、スコアリングの仕方を教えてくれるらしい。
それならロールシャッハテストの学会で勉強したらいいのに。
もちろん【PTSDの箱庭療法】なんてのはありません。
(一年前には【DVと箱庭】がありましたが、昨年消えました)
ロールシャッハテストのスコアリングは教えても、PTSDは教えないんですね。
関心がないのでしょうか?
どうですか。
PTSDは否認されているでしょう?!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です