朝日新聞社説『DV対策、見直す契機に』

宮城3人殺傷事件を受けて
16日の朝日新聞朝刊には
『DV対策、見直す契機に』
と題した社説が出た。

主旨は

悲惨な事件を回避すべく
DVの加害者と被害者である
このカップルを
何とか引き離せなかったのか
というものである。

被害者が
周囲から諭されては復縁することを
繰り返していたという事実から

これがDVの典型であると
書いてある。

そして
その心理について
DVと言っても
年間を通していつも暴力的なのではなく
合間に優しさの表現があることや
仕返しの恐怖から
相手に依存してしまい
被害を否認したり
支援を拒んだりする
このことが
DV支援を困難にする
一番の原因である
としている。

本当にそうだろうか?

若者が一番嫌悪するのは
頭ごなしの押し付け
ではないか?

結婚問題という
根本的で
一番のプライバシーに
土足で踏み込む
そんな態度が一番忌避されているのではないか。

専門家のペルソナが
親切ごかしになっていないか。

私がDVシェルターで一番感動したのは
たとえ子どもであっても
今の自分の置かれた立場を自分で確かめながら
崖っぷちで考え
答えをつかんでいく姿だった。

机上論がここでは
まったく役にたたないことは
子どもでも知っている。

このことを支援する者が
理解できた時
初めてDV支援研究が始まる。

私はそう考える。

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