トラウマをどうするかはポニョを観て考える

PTSDの背後にトラウマがあります。
定義的にそうですね。

PTSDには
【否認】されると
大暴れする性質
があると
たびたび書きました。

それで
素直に考えると
「では
トラウマに向き合うしかないのか」
ということになりますね。

答えは
そうであり
そうでない。

【禅問答】みたいですね。

しかしそれが真実です。

『崖の上のポニョ』に
何か勇気づけられるということは
この謎かけに
半ば意味を感じているからでしょう。
公案アニメですから。

ならば
その人のこころの深層では
問題を
人魚姫の二元論ではなく
ポニョ的に超えたいという
志向性を持っていると
考えられます。

心理療法といっても
いろんな方法があります。

トラウマと向き合うと言っても
それは必ずしも
トラウマとなった事件に向き合う
ということを意味しません。

トラウマ事件への回想と直面というのは
心理療法の中の
【行動療法】の分野にある考え方の応用です。
【高所恐怖症】くらいなら
この方法でだんだん慣らしてゆく方法もありますが、

はや【不登校】になると
容易ではない方法です。
【摂食障害】では殆ど無効でしょう。
【PTSD】でも
電車事故に会った人が
電車に乗れるようになるくらいならば
充分有効ですが、
ひどい暴力によるものの場合では
個人的には痛々しい感じがします。

罹患した人が
この方法を選び
遣り通したいと
真に希望しているならばよいのですが、

他人が
PTSDと聞いて
唯一絶対の方法として
無理強いするのは
1つの暴力です。

『崖の上のポニョ』を観て
感動するか否か
好きか嫌いかで

克服の方法を峻別したらどうでしょうか?

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