朝日新聞『聖なる怠け者の冒険』と心理療法

連載を終了した作者が
ふりかえっています。

サブタイトルは
「ぽんぽこ仮面に追われた私」で

最後はこう結ばれています。

「連載中
けっきょくのところ
ぽんぽこ仮面に追われているのは
小和田青年ではなく
自分なのではないかと

思いました。
勘弁してくれと思いました。
物語にしても
連載という行為にしても
終わるということが
何より
素晴らしいことです

そして
このはちゃめちゃなお話を
思い出してもらえたら
うれしいとのことです。

PTSDの心理療法で
【否認】はいけないといって
トラウマ体験そのものを回想する
方法を泣きながら続けている
勇敢な人たちの存在を知り、

実は
大変心を痛めていました。

それを否定するつもりはないけど

ではどう説明したらいいのだろうと
思っていたら
作者に助けられました。

作者が言っているように
創作を通して
イメージの中で
影とつきあう方法があるのです。

しかし
小和田青年とは…
しかも聖なる怠け者
でしょ?

完璧に暗示してますね。

これは日本の【象徴的】な物語だと思います。

PTSDは
うつとか適応障害とか性格の悪さとか
怠け者とか誤診されて
瀕死の状態です。

適応障害というのは
【適応論】という
能力が欠けているので適応できない
だから、そこを指導する立場で
失礼極まりない見立てです。

本人は【自己実現】の問題を抱えているから
【冒険】しないといけないんです。
作者が書いているように
それは【一寸先は闇】の不安な作業です。
しかしそれしか道がない。

それを
「危険だから」と冒険させないで
薬漬け&指示
そして
1つ忘れるところでした

そういうスタイルに見せかけて
それでは埒があかなかったので
自力】への期待…

そんな感じで
専門家のプライドを保っているのが
今の日本の現状です。

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