相次ぐ児童虐待の奇怪

自殺対策も
なかなかですが…

昨年
過去最多を記録した
児童虐待事件もまた
今年の記録更新中です。

東京、兵庫、奈良、埼玉……。
4人の幼い命が奪われています。

指摘されるのは

①虐待対策の支援における対応の「甘さ」
 具体的には
 「感度の甘さ」「把握の甘さ」「評価の甘さ」

②裁判所による保護見送り
 「身体的虐待がなく、保育園に行っていないというだけでは難しい」
 というのは
 DV問題でも
 初期にはわからない人が多くいました。
  精神的暴力は目に見えないから認めないというのです。
  想像力の欠如です。

③近隣の人間関係の希薄さ
 虐待に気づかなかったと言いますが、
 腫れ上がった顔をして歩いていた子どもは
 みんな見てるんです。

プロとして
対応をきちんとしないといけないと
わかっていて
法律より子どもの命が大事だと知ってて
顔が腫れ上がるには何が必要か知っていて

このような対応なのです。

なぜ?

【虐待】が普通に存在することを
まだ日本人は
専門家も含めて
受容できていないのです。

この期に及んでも
できたら
うそだと言って欲しいのです。

受け入れたら
不安になるし
かわいそうで
いてもたってもいられなくなるから
親に対する怒りがこみ上げてくるから

ないことにしたいのです。

【否認】のメカニズムです。

 

相次ぐ児童虐待の奇怪」への0件のフィードバック

  1. kanbe49

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    幼い子どもが餓死したニュースはショッキングでしたので、虐待が少しでも減ってくれるようにと記事をアップしました。
    わたしも幼い頃、虐待を受けていたので、このようなニュースを聞くとじっとしていられません。

    返信
  2. 翠雨

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    >kanbe49さん
    まだ1つしか拝読できてませんが、臨場感にあふれていて、説得力を感じました。氷のような心も溶かしそうな、こんな文章が多くの人の目に触れたらいいなと思いました。

    返信

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