朝日新聞『獅子頭』第三十七話  怒りはPTSDからの自力離脱願望

料理の歴史の話に

最初から
我慢ならず
いきなり怒り出した

雲紗の母親でしたが

しばらくすると

微笑んで
拍手し
「たかだか料理に
悠久の歴史があるなんて
凄いし

それを知っているのも
凄い!」
と言いました。

大変化です。

怒りは愛憎と似てますね。

陰陽併せ持った
感情なのかもしれません。

心理療法も
うまくやろうとすれば
背後にある
歴史や文化
つまり
無意識の歴史や
そこにある宗教&哲学
への
まなざしが必須になります。

しかし
心理療法に関心がある人でも
いきなりそんなこと言われたら
怒る人が多い。

「何。偉そうに!」
「そんなの関係ないわ!」
「もっと楽しくできないの?」

しかし
本当はそれが大事であることを
知っているし
理解したい

だから強い【否認】
起こっているのでしょうね。

知らないくせに
関係ないと決め付けるし
自分と他人の区別も
あやふやになった
発言です。

でも
【一即多】のいっしょくた
ポニョの世界観
ですから
こうでなければならないのです。

特に現在は
専門家がこの視点を捨てていますから

PTSDに罹患すると
専門家ではなくても
ある程度は
知っておかねば
ならない
分野だと思います。

ユングも
ある程度の知性をもったクライエントには
知的にも少し説明する

と書いています。

「絵を描いてください」と言われて
描こうと思える人はいいけれど、

『なぜ描く必要があるのか』とか
『私はそこまで病理が深いのか』
(いろいろ誤解が起こります)と

不安に思ったり
怒りを覚えたりする人の場合は
説明が必要でしょう。

そうかぁ…

自分の頭で考えたいという
気持ちが強く
何としても
治りたいという
意思が強い人が
【怒り】を向けやすい
のかなあ

今、気づきました。

少しは寛容になれるかも
しれません。

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