花咲かじいさん⑨ PTSDにおける自家中毒をやわらげるもの

同じ一匹の犬が
よいおじいさんには
よきものを
悪いおじいさんには
期待はずれのガラクタ
(ゲテモノ·妖怪·欠けた瀬戸物)

ありかを教えました。
傷ついた人も
充分なこころのまもりが
ある中に置かれると
麻酔が効いているかのように
痛みを忘れて
自己表現します。
自己表現は自己治癒を生み
苦痛は昇華します。
期待はずれのガラクタというのは
よく見ると
PTSDの傷つきそのものみたいです。
壊れているし
怖いし
そのまま表現すると
キワモノ扱いされ
不利益を被ることも
少なくないでしょう。
自己表現に傷つき
そんな表現のおおもとから
断ってしまいたい!
そう思ったら
傷つきばかりが
増幅し
わけがわからなく
なります。
そこが戦場なら
傷口に塩を塗るような
方法しかないと思いますが
もう戦場ではないことを
確認するためにも
人間らしいこころのまもり
のもとで
トラウマを開示することが
望ましいと思います。
【象徴】を使うのは
大きな護り(麻酔)
になる1つの方法
だと思います。

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