落語『鷺とり』と古事記『因幡の白兎』に共通して見られるPTSDモチーフ 

落語『鷺とり』は
サギをだますことで
楽して
大もうけしようとして
大失敗
天王寺の五輪の塔の上に
放置され
お坊さんたちに
助けてもらった話です。
(お坊さんは亡くなりましたよ)
因幡の白兎は
ワニをだまして
海を渡ろうとし
毛皮をはがれて
赤ウサギになり
うその治療を信じて
瀕死の重態に陥ったところを
大国主命に
助けられる
お話です。
ぜんぜん違うお話ですが
モチーフが似てますね。
これが
PTSDモチーフだと思います。
動物は
無意識つまりは
内なる自然のこころですね。
それを
だまそうとすると
(ウサギも男も
軽い気持ちで
あまり考えず
無意識ですが)
逆に手ひどいしっぺ返しにあうという
こころのメカニズムを
教えています。
救われるから
あきらめてはいけませんが
助けようとする人は
稀で(古事記では80人に一人)あり
いじめられたりしている人が多いし
治療に巻き込まれて死んでしまった人も
います。
(多くは比喩ですが、
まれにそのままの場合もあります)

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