ユング流PTSD事例② ローレライの詩

PTSDを自己克服した
ユングは

そうそう人を
不治の病扱い
しません。

同級生に
突き飛ばされ
転倒してから
発作が起こって
学校に行けなくなった
とき

【てんかん】と診断する
医者がいた
のを
覚えている
ユングは

相手のこころに寄り添い
考えます。

ローレライさんの場合は
すぐわかりました。

発病したとき
周囲の人も
医者もみな総じて
「何ででしょうね」
って反応したんですね。

それが
『ローレライ』の詩と
結びついたのです。

なじかは知らねど心わびて
昔のつたえはそぞろ身にしむ
さびしく暮れゆくラインのながれ
いりひに山々あかくはゆる

うるわしおとめのいわおに立ちて
こがねの櫛とり髪のみだれを
梳きつつくちずさぶ歌の声の
くすしき魔力(ちから)に魂(たま)もまよう

こぎゆく舟びと歌に憧れ
岩根もみやらず仰げばやがて
浪間に沈むるひとも舟も
くすしき魔歌(まがうた)うたうローレライ

訳詩:近藤 朔風

仏教の心理学
唯識にもありますよ。

阿頼耶識は異熟するなり
(無意識)

不可解な行動にも
必ず背景があります。

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