少年による西鉄バス乗っ取り事件に学ぶ遺族のこころのケア

佐賀市の17歳の少年

福岡県太宰府市の
九州自動車道で
佐賀発福岡行きの西鉄高速バスを乗っ取り
乗客1人を刺殺
4人に重軽傷
を負わせた事件から

10年が経ちました。

現行犯逮捕された少年は
解離性障害の治療が終わるまでは
医療的な矯正施設への収容が相当」と

医療少年院送致され
06年春社会復帰しています。

しかし
ほおを切られた女性
生々しい傷痕は
消えることはありません
でしたし

殺害された女性の長男の画家は
事件の衝撃で
思うような絵が描けるようになったのは
この3、4年
」と
言います。

思春期だった
娘さんは2人は
マスコミの取材に翻弄され
相次いで不登校になったそうです。

「元少年には
更生プログラムなどの
支援があるが
被害者には何もない。
家族で必死でもがくしかなかった」

と訴えておられます。

被害者支援が当たり前に
行われる日を迎えるには

PTSDについての
社会的理解が必須でしょう。

専門家から
教育してゆかねばなりません。

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