朝日新聞『獅子頭』物語の終わり方

舞台恐怖症という名の
PTSDを克服する過程にいる
二順の物語でした。
★料理人として成功し
日本にくることもできた
華々しい時代と
★運命のいたずらで
日本女性と結婚し
中国の妻子と離婚するはめになり
もがき苦しむ時代がありました。
 ―名前は
 陰陽の二順かもしれません。
行くあてもないまま
初々しいのなかに
飛び込みたいという衝動に
 ―陰陽五行では
 【木気】のイメージです。
  この気持ちを高揚させるため
 春の行事があります。
 (行事は五行のめぐり)
駆られるままに
歩き回り
中国の妻子の家に電話すると
妻の分身のような
娘が出て
★「お父さんは頓珍漢なんだから」と言われ
 ―PTSDの
  トラウマによる脱線に関する
  適格な表現でしょう。
  他人にはよくわかりますが
  本人は複雑な気がします。
★「強い思いがあるなら
自分からぶつかっていかなきゃ」と
何気に指摘され
 ―支配&搾取の時代の
  マインドコントロールが解除されず
  依存的な性格が固まってしまった人も
  多いですネ。 
いろんな人の顔が浮かんだのですが
自分の顔を叩いて
顔をゆるめました。
娘さんの指摘は
タイムリーで適格でした。
 ―誰に言われるかとか
 タイミングや言い方が大事ですよねニコニコ
こころの中に
いろんな人が住みすぎて
 ―内的対象関係
自分がわからなくなりがちな
自分のクセに気づいたところで
物語が
急に終わっています。
東洋的な最後ですね。
いきなりブツっと切れます。
集合的無意識の中の
記憶という名の
煩悩が自覚を邪魔するのですから
それを否定して
自分の意思でぶつかることができたら
PTSDは克服できるのでしょう。
自覚がすべてですひらめき電球
その暗示のみ示して
作者はペンを置いています。
 ―心理療法も
 起承転結の
 起承転までくらいです。
 最後のピースは自分で置いてもらいます。
$PTSD研究家翠雨の日記
心境がよく表現されてます。

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