尾形イッセイ『太陽』 ~昭和天皇のPTSD性チックの原因

Gyao!で観ました。
ちょっと違うんじゃないかな?と
思う表現もありましたが
 ―天皇役は
 今でもどこかタブーですね。
想像による
誇張や勘違いがあることによって
かえって
見えてくるものも
あるように思いました。
 ―史実も大事ですが
 興味があるのは
 人間心理です。
1945年の
第二次世界大戦の終盤
家族も疎開して
孤独です。
ラジオから流れてくるのは
激化する
沖縄戦の様子など
重苦しいものばかり
 ―不安を【否認】しつつ
 「大丈夫」という侍従にも
 辟易されています。
国民が受けている
屈辱を反芻しながら
 ―こころに刻み
 忘れないようにするのが
 【象徴】の役割ですね。
ご公務や研究をしなければなりません。
$PTSD研究家翠雨の日記
 ―シャーマンであり
 科学者なんです。     ←ホンモノの科学
 陰陽五行説に則ってますから
 哲学であり宗教でもあります。
眠りにつかれても
東京大空襲の
悪夢がよみがえります。
$PTSD研究家翠雨の日記
尋常ではないくらい
追い詰められていたのだと思います。
 ―如人千尺懸崖上樹=ポニョ
  未曾有のストレスに
  ただ独り
  立ち向かっておられたわけです。
『コクリコ坂から』の海ちゃんと
同じポーズです。
 ―皇室で
 PTSDになるのは
 女性ばかりでは
 なかったですね。
 敗戦となり
マッカーサーと会談する前後は
大変な屈辱の苦しみに
耐えておられたのがわかりますし
 ―マッカーサーが
 「まるで子どもだ」と
 言ってますね。
 表面的にみたら
 【発達障害】や【アスペルガー】にも
 見えるのでしょう。
玉音放送をしたものの
担当した若者が
自殺したと
聞かされ
驚き悲しみます。
そして
いつも見られてますから
感情を顔に出すことができず
言語化も抑制されます。
昭和天皇と言えば
お口をもごもごされる
チックが気になっていましたが
これで
十分納得がゆきました。

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