PTSD予防中の被災地で「タクシーに乗る幽霊」の卒論

この春に

卒業する

東北学院大の

工藤優花さん(22)は

宮城県石巻市の

タクシー運転手たちが体験した

被災地には幽霊が出る現象を

卒論のテーマに選んだそうです。

 

「震災後、気になる経験はないか」と尋ねても

多くの人は取り合わなかったり

怒り出したりしたそうですが

不思議な体験を語ってくれる人はいて

初夏なのにコート姿で乗り込み

更地に行こうとしたり

「私は死んだのですか」と震える声で話す等

一定の【原型】があるようです。

 

 

乗せたのは

いずれも比較的若い男女なので

「やりきれない気持ちを伝えたくて

個室空間のタクシーを媒体に選んだのでは」と

分析していますが

 

お父さんを亡くしたトラウマを抱える

ヒロインが

幻覚や夢を観ながら

元気を取り戻し

個性化してゆく

ジブリの

『コクリコ坂から』なんかも

参考にするとよいですね。

 

実は

運転手さんのこころのケアに貢献されているわけですから

卒業後も

そういう話を

大切に

傾聴されたらよいと思います。

 

 

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