絶望したゴーギャンの自殺の決意の拡充法としてのジブリ『レッドタートル』のPTSD克服哲学

波乱の人生で

疲れ切り

絶望したゴーギャンは

 

1897年12月に

この絵

「我ら何処より来るや 我ら何者なるや 我ら何処へ去らんとするや」を描き

 

2月に自殺企図しますが

一命をとりとめました。

 

生きていると

辛くなることはあるもので

死にたくなることもありますが

そんなとき

どうするかが

とても重要です。

 

無題gih

 

臨床心理学では

何らかのかたちで

表現し

適切に傾聴されれば

(甘やかすとか

そういうことではありません)

 

「死と再生」が起こると

考えられています。

 

もう頑張れないというところで

百尺竿頭一歩進めよの境地で

表現すれば

より良く生きなおすことが可能になりますから

私も日々

そのお手伝いをしています。

 

ヨーロッパの絵画は「写実」ばかりを追求し

「象徴の深みに欠ける」と言って

アジア・アフリカに関心を寄せた

ゴーギャンでしたが

 

ジブリも

 

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西洋文化一辺倒の

象徴解釈が

日本人の自己治癒力を嵌め殺していると

指摘しているように

私には感じられます。

 

それで

 

鳥獣戯画から

『かぐや姫の物語』を発想したような

 

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拡充法により

 

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この作品も生まれたそうです。

 

今のユング派は

象徴も拡充法も

どこかに置き忘れてきてしまったみたいで

歌を忘れたカナリア♪みたいなものですね。

 

 

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