カソリックも「悪魔払い」後継者不足でPTSD治療神父は大忙し

ビンチェンツォ・タラボレッリ神父(79)は

ローマでもっとも多忙を極める

悪魔払いの専門家で

バチカンに近い教会の奥にある

窓のないオフィスで

週3日

1日に多くて30人を治療しています。

 

悪魔祓いというと

全近代的な感じがしますが

カトリック教会の信仰においては

悪霊に取りつかれるという現象は、

受け入れられていて

殺人行為もその範疇で説明されます。

 

これまでに扱った事例で

特に印象深かったのは

悪魔主義者の男性に洗脳されていた

ある既婚女性で

 

「この部屋に彼女がやってきた。

私が祈り始めると

女性はトランス(意識変性)状態になった」

 

洗脳によって植えつけられた

悪魔たちが現れ

病態は悪化

(好転反応ですね)

罵倒や冒涜の言葉を口走り始めますが

 

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神父が

時間をかけて説教し

調伏させたそうです。

 

「信仰のない人は悪魔も信じていない。

しかし神を信じる人は

悪魔は存在すると知っている。

聖書にも書いてある。

その上で今の世の中の状態を見てみれば十分だ。

これほどひどかったことはない。

あまたの暴力行為は人間のやることではない。

たとえばISのように。

本当にひどい」

 

教会に押し入り

神父を刺殺した事件がありましたが

神父は「悪魔よ、立ち去れ」と叫んで

2人を払いのけようとしていたのだそうです。

 

悪魔と呼ぶか

トラウマと呼ぶかの違いにすぎないわけで

 

 

仕事部屋も

なんだか

箱庭療法の部屋みたいですよ。

(天使ばかりのようですが)

 

昔からある絵画を使って

神話の話なんかもしながら

説明するそうです。

 

「悪魔払いをする前には

まず心理学者や精神医のもとを訪ねるよう

まず言います。

そして診断内容をもって来るようにと」

 

しかし

「自分の患者を私のもとに送ってくるカウンセラーも大勢います」

そして

カトリック教会は

若い後継者探しに苦労しているそうで

 

要するに

世界中で

PTSD(ヒステリー)を治す専門家が

激減しているという話ですね。

 

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この人達も

心理学の歴史のなかで

こういう話を聞いたはずなのですが

悪魔の味方をしていますね。

 

神父に退治していただきましょう✨

 

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