治っているようで治っていないPTSDの依存症 ~デミ・ロヴァートさんの一事例

歌手デミ・ロヴァートさんは

命に危険があるほどの依存症でしたが

薬とお酒をきっぱりやめ

問題を克服したと

6年経過

ファンに報告し

アナ雪の主題歌

『レット・イット・ゴー』を

力強く歌いながら

4か月後に

薬物を過剰摂取して

病院に運ばれたことについて

再び語りました。

実は

依存症の1つである

摂食障害がそのままだったのです。

お酒と薬物の依存症だったときは

摂食障害は影を潜めていたので

治ったつもりだったのですが

お酒と薬物を抜くと

むくむくと姿を現しました。

しかも

運の悪いことに

ありのままの体型を認める価値観を広める

「ボディアクティビスト」として活躍中です。

世間に見せている行動と

内なる心身が一致していませんから

葛藤が起こって苦しくなり

薬物が必要になってしまったのでした。

依存症は

無理してやめればよいというものではなく

かえってこじらせてしまったりします。

また

何を開放するのか?

「レリゴーとは」の画像検索結果

ありのままとは何か?についても

「ありのまま 森...」の画像検索結果

誤解が多いところであり

間違うと危険ですから

哲学を学ぶことも大切ですね。

治っているようで治っていないPTSDの依存症 ~デミ・ロヴァートさんの一事例」への6件のフィードバック

  1. ドラゴン🐲

    身体的依存になっている状態では無理してやめると命の危機に晒される訳ですね

    身体的依存を治す前に心理的依存の治療をするのが順番なのでしょうか?ー身体的依存なのか心理的依存なのかを判断する事はかなり難しいのでは?

    先日のミーティングで心理的依存と他人から指摘される事に非常に抵抗があるという当事者が多い事を知りました

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      判断がものすごく難しいということがわかってきましたね。
      しかも、アレルギー物質の特定のように、とりあえず○○を止めてみるということが危険だったりするようですから、怖いです。

      ほぼ心理的依存のアルコールなんかは、アルコール依存症で、とりあえず入り口はアルコールのせいにしておくのが無難なんだろうと思います。
      心理的な部分は根こそぎ否認されますからね。
      薬物の場合は、なぜでしょう。PTSDと言われたくない人と似ているのかな。

      返信
  2. ドラゴン🐲

    社会的地位の比較的高い人、側から見たら健常者そのものの人にそういう傾向(心理的依存と指摘される事に抵抗を示す)があるよーな?

    ピーターソンの場合、娘さんが「お父さんはベンゾの身体的依存である、そこから起きるパラドックス症状に悩まされた」と語っていらっしゃいましたが、もしかしたら心理学者という立場上、心理学者のプライドとして自分は心理的依存では無いとアピールしているのかも?と想像していますーDrMateは自分をクラシックCDの買い物依存&ワークホリックと言ってたけど…

    依存症はホントに複雑怪奇な症状なのですね
    ドラゴン🐲は長年患者さんやってるので何も守るべきプライドも無いので、人から心的依存と言われても余り抵抗を感じませんー寧ろ、心的依存と周囲に理解される事で安堵する部分があるのですーやっぱり、ドラゴン🐲宇宙人なの👽かな????

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      ありがとうございます。
      ちょっと誤解だったり誇張されたイメージがあるかもしれないですね。
      一世代前の人たちのなかには、ドラゴン🐲さまを苦しめたような根性で直せ!という「精神論」みたいな常識もありますね。
      目の前の箱庭を気軽に勧めると、「えっ!そこまで(重症)ですか?」と戸惑われて、私の方がビックリしてしまうことはあります…💦

      ピーターソンの場合も、語られていないそういう事情はあるかもですね。そこも含めて慎重に観察しなければ、本当のことがわかりません。
      ケアレスミスで即座になら謝るのが容易な感じで、どうでもいいところでは「私ビョーキでして…」という人は普通にいますね。ちょっと自慢してる場合もあったりして…、そういう会話は楽しいです。

      器質的とか遺伝的ならば動かしがたいけれども、心理的なら変容の可能性がある!と思ってしまうのですが、当事者の御心はもっと複雑なんでしょうね。
      とても勉強になります。

      無所属で観察し考えられる👽のは、いいことだと思いますよ。

      返信
  3. ドラゴン🐲

    「器質的とか遺伝的なら動かし難いけど、心理的なら変容の可能性がある」とお考えになって下さる治療者さんに巡り会える患者さんはラッキーなのだと思いますよードラゴン🐲も翠雨先生やメルに巡り会えた事は凄く幸運だったと感じてます

    それに 他の皆さまはお忙しいのだと思います
    中々、自分に向き合う時間やゆとりが無いー流行遅れにならない様に周囲にキャッチアップするのにいつもピリピリしてて自分に向き合うユトリなんて持ち合わせていないのかもしれませんよ
    お仕事を途中で投げ出す事もままならず、空き時間に心理的要因にキチンと向き合うにも何もガイダンスが無ければ難しいのではないかと想像します
    そして、合理的思考の人が多い環境に身を置いている人は自分に向き合おうとする患者さんを「ウザイ奴」とか「めんどくさい奴」の様な扱いをするので中々その態勢に入れないのではないかな?ーそれが何度も繰り返されると自分に向き合ってる時間を無駄な時間と思い込んでしまい、寧ろmaking Money してる自分に価値を見出してしまうから、心的依存の自分なんてあり得ないと思っちゃうのかもしれないです

    自分で言うのも変ですが、ドラゴン🐲は複雑な構造の心の状態から単純な構造の心の状態に移行中だと思いますーまだ 完全に移行した訳ではありませんが、少しだけ自分で説明出来る様になったので、そう思わせてくださいー自己満足かもしれないけど……

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      本気で治りたいかどうかで、変わるのでしょうね。
      治りたくない人にとっては悪魔かも(笑)
      そのままでは、仕事もままならなくなるので優先順位を間違えていると思うのですが、そこも依存症の否認や認知の歪みなのでしょう。

      根こそぎ考え方が変わるチベットの死者の書みたいな移行期間は重要だと思います。

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です