岩田慶治」カテゴリーアーカイブ

『モリのいる場所』ひきこもりPTSDと箱庭哲学の世界

映画『モリのいる場所』は

30年間

一歩も家の外へ出ることなく

97歳で亡くなった

伝説の画家

世間では評価されているけれど

エテ公🐒らにはわからないようで

専門家のような御仁の言葉

「この絵は何歳の子どもが描いた絵ですか?」で

(心理職エテ公🐒ならアスペルガー?)

物語は始まります。

熊谷守一(くまがいもりかず 通称モリ)さんの

お話です。

都心にありながら

うっそうとした森のようである

「皇居」の画像検索結果

象徴としての皇居もそうですね。

ちなみに

PTSDの心境を

ジブリは

荒れた庭で表現したそうです。

「借りぐらしのア...」の画像検索結果

「借りぐらしのア...」の画像検索結果

庭=こころということです。

庭を観察し

虫が中心で

俊足のアリ🐜の集団を何日も眺めて

どの足から歩き出すかつかんだりします。

観察する様子は

箱庭を見るかぐや姫のようです。

取材に来た人はビデオカメラを持っていますが

目をおかしくしながらも

肉眼でまねようとして

モリの視座をわかろうとします。

昼寝をして

焚火をし

絵を描くのは夜になってからです。

物語の終わりに

池が出てきますが

箱庭でも水が出てくるのは感動的です。

それは

30年間掘り続けた

大きな洞窟のなかにあります。

マンション建設でこの庭が危機に瀕しているのに気づいた

若い芸術家たちは

庭から世界に発信する

日本が誇る芸術を壊すなというような

立て看板を並べています。

「コクリコ坂から...」の画像検索結果

『コクリコ坂から』みたいです。

自分の子が天才かどうか

判断してもらおうとするお父さんには

(アスぺママにわりといますね)

「ヘタだ」「ヘタで(下手の方が)いい」と言い放ち

面白がって放した魚を責任上保護するためにできた池だから

埋めることになった責任をとって

お父さんは

マンション建設で地上げに来た人

この家に関しては

立て看板が名誉棄損になると言いたいらしい。

その子に池の魚の絵を描かせるといいと提案し

口約束で

土(トラック15杯分)と交換という契約終了

ハンコのかわりに 一本締め です。

「一本締め」の画像検索結果

よーお・パン!の一太極二陰陽

モリはなぜここまで

奇跡のような超俗性を維持したのかと思いながら見ていると

最後の方に

子どもたちは早く亡くなってしまったのに

自分たちはこんなに長生きで…という

奥さんのつぶやきが出てきます。

カリタス学園事件等で

ひきこもりが話題になっていますが

インターネットを利用した形跡がないようですが

(昭和の終わりころの)モリも

新幹線を知らない浮世離れぶり

この作品には

その回復のヒントがあるように思われます。

わけのわからない人もたくさんやってくるので

「二ノ国しずく」の画像検索結果

(最後にはこんな感じの人も説教に💦)

家の中は賑やかですが

内田裕也さんと向き合った樹木希林さんのような

家族の度量が

この生活を支えているとも言えそうです。