獅子頭」カテゴリーアーカイブ

朝日新聞『獅子頭』第二百四十三話 気づきと行動

未治療の
大物PTSDである
幸子は
相変わらずだが

自分の情けなさに
しっかり向き合った
二順は
【搾取】されているのに
気づき
家出した。
そうすると
風向きが
急に変わってきた。
仕事が見つかり
一ヵ月後
給料を貰うときには
アパートが借りられるようになった。
雇い主は
テレビと布団をくれた。
  …
気づきと行動が大事ですネ。

朝日新聞『獅子頭』第二百四十二話 家出成功

二順は家出に成功しました。

心配してくれる人にも
相談せずに
まず
家出し
 
 ―これが大事です。
  
住む場所と収入源を
確保しました。

なかなか
身軽です。

元は軽業師ですからね。

 ―無関係なようで
 案外関係あります。

それに
PTSDを克服する過程で
身に着けた
中華料理の才能が
ありますからね。

何が役に立つか
わからないものです。
続きを読む

朝日新聞『獅子頭』番外編2 好奇心

作者の楊逸さんは

人間は知識やプライドがあるから
すばらしいとも言えるけど

それが障害になることがあると
言います。

そうですね。

PTSDの克服も邪魔しますよね。

人目や義務感から
「私はこうあるべき」     
「私はこうであっちゃダメ」って
自分を縛ってしまうと
 ―優等生タイプも
  反逆児タイプも
  結局同じです。

できることもできなくなります。

病魔の思うツボです。

それよりは
【好奇心】

面白い言葉ですね。

本当の意味で        ←案外難しいひらめき電球
好奇心がもてるようになったら
最終段階に
来てるのではないでしょうかね。
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朝日新聞『獅子頭』第二百四十二話 家出成功

二順は家出に成功しました。
心配してくれる人にも
相談せずに
まず
家出し
 
 ―これが大事です。
  
住む場所と収入源を
確保しました。
なかなか
身軽です。
元は軽業師ですからね。
 ―無関係なようで
 案外関係あります。
それに
PTSDを克服する過程で
身に着けた
中華料理の才能が
ありますからね。
何が役に立つか
わからないものです。

朝日新聞『獅子頭』番外編2 好奇心

作者の楊逸さんは
人間は知識やプライドがあるから
すばらしいとも言えるけど
それが障害になることがあると
言います。
そうですね。
PTSDの克服も邪魔しますよね。
人目や義務感から
「私はこうあるべき」     
「私はこうであっちゃダメ」って
自分を縛ってしまうと
 ―優等生タイプも
  反逆児タイプも
  結局同じです。
できることもできなくなります。
病魔の思うツボです。
それよりは
【好奇心】
面白い言葉ですね。
本当の意味で        ←案外難しいひらめき電球
好奇心がもてるようになったら
最終段階に
来てるのではないでしょうかね。

朝日新聞『獅子頭』第二百三十八話 気づきがすべて 

PTSDの
1つの原理

【搾取】の対象にされていることに

★気づけば

★見え方が変わり

 ―頼りにしていたものが
 憎たらしく見えます。

★行動が変わります。

 ―離婚すると言って
  家を出ます。

もちろん
抵抗に会いますが

 ―「日本語わかってるの?」とか
  とぼけたことを言ってますが
  立ちはだかって
  出て行くのを邪魔する行動には
  不安が表れています。

それを押せば
相手は呆気にとられますから
 
 ―長らく優位に立ち
  その立場に胡坐をかいて
  相手を見くびっていますから

その隙に逃げられます。

気づきがすべてです。
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朝日新聞『獅子頭』第二百三十八話 気づきがすべて 

PTSDの
1つの原理
【搾取】の対象にされていることに
★気づけば
★見え方が変わり
 ―頼りにしていたものが
 憎たらしく見えます。
★行動が変わります。
 ―離婚すると言って
  家を出ます。
もちろん
抵抗に会いますが
 ―「日本語わかってるの?」とか
  とぼけたことを言ってますが
  立ちはだかって
  出て行くのを邪魔する行動には
  不安が表れています。
それを押せば
相手は呆気にとられますから
 
 ―長らく優位に立ち
  その立場に胡坐をかいて
  相手を見くびっていますから
その隙に逃げられます。
気づきがすべてです。

朝日新聞『獅子頭』第二百三十七話 搾取

自分が招いた
結果のどん底を

幸子は
またもや【回避】

二順は
倒れそうになりながら
みつめました。

そして
気づきました。

搾取されている」ひらめき電球

PTSDのきっかけには
搾取があります。

そして長く患っていると
知らず知らずのうちに
分かれ道に来ます。

$PTSD研究家翠雨の日記

搾取するものと
搾取されるものです。

搾取されるのは
時間かお金か愛情か
労働力か…

いろいろあるでしょう。

厳密に言えば
自然界にすでに
搾取の構造がありますが

暴力環境や
封建的環境で
それが著しくなります。
 ―搾取なんて言ってはいけないと
  泣き、脅し、だましつつ
  マインドコントロールしながら
  搾取者は搾取します。

宮沢賢治は
あまりな
搾取を諌めているのです。
 ―生きていれば
  何かを傷つけます。

搾取者は
この原理を逆手にとって
自分を【正当化】するのです。

結果
搾取者は尊大な甘えを行使し
被搾取者には
最低限の甘えも許されません。 
 
はっきり言語化する場合もあるし
そう感じさせる場合もあります。
  
二順は
大事なことに気づきました。
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朝日新聞『獅子頭』第二百三十七話 搾取

自分が招いた
結果のどん底を
幸子は
またもや【回避】
二順は
倒れそうになりながら
みつめました。

そして
気づきました。
搾取されている」ひらめき電球
PTSDのきっかけには
搾取があります。
そして長く患っていると
知らず知らずのうちに
分かれ道に来ます。
$PTSD研究家翠雨の日記
搾取するものと
搾取されるものです。
搾取されるのは
時間かお金か愛情か
労働力か…
いろいろあるでしょう。
厳密に言えば
自然界にすでに
搾取の構造がありますが
暴力環境や
封建的環境で
それが著しくなります。
 ―搾取なんて言ってはいけないと
  泣き、脅し、だましつつ
  マインドコントロールしながら
  搾取者は搾取します。
宮沢賢治は
あまりな
搾取を諌めているのです。
 ―生きていれば
  何かを傷つけます。
搾取者は
この原理を逆手にとって
自分を【正当化】するのです。
結果
搾取者は尊大な甘えを行使し
被搾取者には
最低限の甘えも許されません。 
 
はっきり言語化する場合もあるし
そう感じさせる場合もあります。
  
二順は
大事なことに気づきました。

朝日新聞『獅子頭』第二百三十六話 逃げない勇気

未治療の
大物PTSD
幸子が

お人よしの
ニ順を巻き込んで
開店した店の

閉店の場面ですが

幸子は
用があるからと
立ち会わず  ←【回避】
出かけてしまったので

残された二順は

ここで過ごした
トラウマティックな記憶に襲われ   ←【直視】

むごいばかりの
痛みや空虚感
悲しみのコンプレックスに
ひたすら耐えました。

我に返ったとき

苦いだけで
モッタイナイと
遠慮していた
コーヒーを
急に飲みたいと感じ

店がつぶれた原因でもある
ファミレスに
向かいます。

つぶれた店と違い
すべてが明るく
わかり易く
伝わり易く
まるで
桃源郷のように感じ

繁盛する理由が
身に沁みて
わかりました。

トラウマティックな出来事は
避けられないことが
多いですネ。

しかし
そこで
立ち止まり
足を踏ん張ることができるか
どうかで

その後が劇的に変化しますよね。

そこからが
【個性化の過程】
(自己実現)なのですが

入り口で
永遠に回避している
幸子のような人も
いますよね。

二順になるか
幸子になるか

その人次第ですよね。
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