座りダコとDV

82歳の女性が
ポロリとはがれた
座りダコに
感慨を感じておられました。
結婚して以来
畳の上で正座し続けてきたので
できたものです。
病院で
若い看護婦さんに
「どうしたんですか!」と叫び
言われ
逆に驚いたことも
あったそうです。
 ―お茶のセンセイでも  ←これも希少価値
 そんな大きな座りダコは
 できませんから
 老人イジメと心配されたのかも
 しれません。
昔は
人前で足を崩すことは
礼儀に反したのですね。
 ―夫は目上で
 妻は禁治産者あつかい
 今でも「主人に相談します」と    
 慣習で言いますね。
 (男女平等とか主張しながらねニコニコ
とはいっても
正座はつらいですから
ふつうは適当にしていたと
思われますが
こういう律儀な
人たちは
夫が亡くなって
独り暮らしをしていても
正座をしていたようです。
 ―【条件づけ】ですね。
文化や習慣のなかにも
DVが潜んでいます。
座りダコがとれた
驚きやうれしさに
「夫の笑顔が重なった」そうですから
無意識の中で
和解できたのでしょう。
ニコニコ
 

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