未曾有の大ショックで
須磨や明石に流され
復活した
光源氏が思い出されたのでしょうか?
―そもそも
心理学や宗教・哲学が
親しまれるのは
不幸な時代の証です。
普段は
辛気臭く感じられて
ちょうどよいのです。
朝日新聞では
『源氏物語』が
取り上げられていますし
林真理子さんが
六条御息所の視点で書いた
本の広告が
ありました。
親との縁が薄く
結婚後は薄幸なイメージです。
―親との関係は
恋愛や人生に
無意識的に持ち越されます。
孤独であり
傷ついているはずですが
きちっとした性格で
【否認】がきついようです。
娘の斎宮就任後
まもなく発病
出家し
36歳で亡くなったのは
自らの半生を
娘に投影したショック反応でしょう。
また
六条御息所と言えば
周囲の人を苦しめる
【解離人格】です。
生霊としては
★葵の上を死に至らしめ
★夕顔をとり殺す。
死後は
死霊となり
★紫の上を危篤に陥れ
★女三の宮を出家に至らしめる。
今なら
裁判員裁判の対象です
津波がPTSD解離犯罪人格【六条御息所】を思い出させた
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