漱石が三部作だからポニョ・アリエッティと『コクリコ坂から』

『借りぐらしのアリエッティ』の
主人公翔が
心臓の手術の前に
 ―両親離婚のトラウマ否認で
 心臓が弱っている
 PTSD
母親が育ったお屋敷に
滞在するのは
 ―母親は海外で活躍する
 キャリアウーマンで
 そばにいられない。
漱石の
『門』のテーマ
父母未生以前の面目と
重なるわけですが
 ―PTSDのほとんどは
 その人の過失でなるのではない。
アリエッティの父親が
元軍人みたいである以外は
そういう内容が出てきません。
でも
$PTSD研究家翠雨の日記
コクリコ坂に
パーンと出てきました。
ポニョを描くとき『門』に
影響を受けただけでなく
漱石の三部作を意識して
 ―『三四郎』『それから』『門』
『崖の上のポニョ』
『借りぐらしのアリエッティ』
『コクリコ坂から』と
きましたね。

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