茨城バス襲撃容疑者と漱石

$PTSD研究家翠雨の日記

数年前に
お母さんを亡くしてるんですね。

喪失感が
大きかったのかもしれませんね。

男の子は
いくつになっても
(おじいさんでも)
マザコンです。

みんな知ってるでしょ?
 ―世の奥様方の苦情の
  筆頭ですよひらめき電球

フロイトは
【エディプスコンプレックス】なんて
言いましたが

その錯乱妄想の根本は
母親への
気の遠くなるような想いです。

容疑者の写真を拝見しますと
純粋な
いい表情をしています。

喪失感にやられたのでしょう。

高校の同級生には
夏目漱石を読んでいた印象が
あるとか。

漱石は
PTSDに罹患し
『門』を著し 
 ―崖の上の禅寺に
 向かうところで終わっている。

それは
宮崎駿の『崖の上のポニョ』にまで
引き継がれた
(アリエッティにもあります)
日本人の課題です。

いつか
(母親との死別のようなことがあり)
PTSDに罹患する
予感があったのでしょう。

ならば
どこかで
だれかと
漱石について語ったり
死別の苦しみを共有したりしたら

歯止めになったかもしれません。

今からでも
そういう作業をして
更生してほしいと願っています。

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