箱庭療法学会で
10月に発表する事例の
抄録が採用決定したのですが
「治療」という言葉は
医療行為と誤解されるから
別の言葉にしてくださいと
依頼がきました。
この学会に限らず
臨床心理系の学会は
みんなそうなのですが
変なルールですね。
医師会を過剰意識しているからでしょう。
―臨床心理士の守備範囲と知られると困る
医師会の顔色をみる。
国家資格問題に関わるから。
ちなみに
二行目の「事例」も
この関連の言葉であり
「症例」と言ってはいけないのです。
あと「診断」もダメです。
―臨床心理学は診断できない。
「アセスメント」とか言わされます。
「診断名」は一応アウトですが
仕方がない場合は許可されるということに
なっていました。
―文献引用とか
しかし
アスペルガーとか
ADHDとかを
みんなが使い始めたせいか
私が「PTSD」と書いても
そこは書き直し依頼がなかったです。
ご都合主義ですね。
南山堂の医学事典には
「治癒」という言葉がなく
「寛解」どまりのところ
完治させたのに
「治療」でないとは
どういうこと?
PTSDをこじらせ不登校になり薬害で5年苦しむ人を完治させても「治療」ではない。
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