藤圭子さんPTSD予防集団「瞽女」の歴史に被曝し昇華しようとした人生

2006に
アメリカにて
麻薬取引疑惑で
多額の現金を没収されました。
本人は
否定し
ボランティア団体に
寄付するためだから
帰してほしい
ギャンブラーは
現金を持ち歩くものだと
主張しました。
それで
ギャンブル依存症ということが
発覚してしまったわけです。
 ―4900万円もあれば
 微量の規制薬物反応も出るかも。
 天下の回りものだし。
新聞に
「15,16、17と
私の人生暗かった♪」と
 ―呉の16歳殺人集団なんかも
 そうですね。
 普遍的PTSDリスクです。
あったので
生い立ちを見ると
貧困で
高校進学も
断念せざるを得なかったようです。
 ―宅間守の父も
 小学校卒業後働いて
 大黒柱になった。
お母さんは
瞽女でした。
福祉制度がままならず
医療も未発達であった時代
眼病を患った女性たちが
自活するために
自然発生的に生まれた
芸能集団です。
規律の厳しい集団生活で
三味線片手の
流浪の旅をしながら
身を削るような芸を披露します。
底抜けに明るく
ときに哀切の極みをゆく
弾きうたいに
 ―中島みゆきにも
 これが憑依しているような。
娯楽のない時代の人は
癒されたようです。
 ―相互PTSD予防
浪曲師のお父さんがいたようなので
そういう生活ではなかったと
思いますが
 ―時代的にも廃れていた。
その苦難の
ルサンチマン(負の心情)に
被曝したのかも
しれません。
五木寛之は
藤圭子の歌を
「こういう歌をうたう人は
生きづらいのではないか。
時代の流れは残酷だと
しみじみ思う」と
評しました。
歌い続けることで
自家中毒も起こりますしね。
 ―天然行動療法
 自己催眠
宇多田ヒカルさんも
体調不良にする
瞽女の暗さは
時空を超えた
怨念です。

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