『心理臨床学研究』こころのケアへの致命傷コンプレックス

『心理臨床学研究』
最新号の第一論文は
PTSDに関するものですが

学術論文なのに
書き出しからして
脈絡が破綻し混乱しています。

これは
こころのケアに関する
相当なコンプレックスの証
だと思われます。
  ―貴重なアーカイブスとして
  いつまでも語り草となることでしょうニコニコ

PTSD研究家翠雨の日記

1.大規模震災後の
こころのケアについては
日本の研究が
世界第一だとの自負があるようです。

それは
阪神淡路大震災後に
心理的ケアの総称として
【こころのケア】という言葉が
生まれ
マスメディアを通して広く周知され
(河合1995)

中長期的なデータを持っているから   ←15年ですが…
だそうです。

しかし
その内実は…

2.年間3億円もの事業としての
こころのケアセンターの開設や
スクールカウンセラー事業の開始
にもかかわらず

当初から
こころのケアを利用する人が少なく
試行錯誤をしているうちに
(兵庫県臨床心理士会 1997)

頓挫したようですが
(その頓挫は明記せず)

3.海外の話にすりかえ

  ①外傷体験の吐露を
   禁忌とする論文の紹介
  ②海外への支援実績の紹介

そして

その海外でのこころのケアで大事な理論は
(富永 2005)

4.①トラウマティック・ストレスマネジメント 
  ②文化と宗教の尊重        ←日本の場合無視するのに!

だそうです。

んー叫び

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