三浦哲郎さん『しのぶ川』はPTSD的自伝

青森県八戸市生まれ
6人兄弟の末弟で
20歳になるまでに
2人の姉が自殺
2人の兄が失踪
こういう立場におかれたら
子どもの頃から
考えることが違ってしまうでしょうね。
死に近いからです。
【滅びの血】なんて
哲学と闘われた人生でした。
その昇華の象徴が
芥川賞受賞のこの作品ダウン
PTSD研究家翠雨の日記
家系を呪われた血筋と
忌み嫌って恐れる青年と
極貧と死の中で育ちながらも
清純な気品を持った
仲居との出会いと
幸せに結ばれるまでを
描いた作品です。
忍ぶ川なんて
PTSDの象徴みたいです。
川はこころの流れ
そこに忍びがあります。
(虐待・DV・いじめ)
間違うと氾濫しますが…
これを描かずには
生きてゆけなかったのでしょうね。
そしてそういう作品が
みんなのこころに
響きます。
雪国での出来事というのも
象徴的です。
冬ソナなども
雪がなければ
あんなに共感を呼ばなかったでしょう。
(枯れ葉を雪に見立てたり…)
癒しの原理がそこにあります。

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