雪鬼の舞(ゆきおにのまい)A silent mask dances in the snow, carrying a depth that words cannot hold.

ENOJP のポスターを偶然目にして、なんとも言えない衝撃を受けた。 静謐なのに、深いところから強く迫ってくるような、あの感じ。 鬼の面、雪景色、踊り── 身体の奥で何かが動き出すような象徴の連鎖。

「えもいえ」という名が、“なんとも言えない”という意味だと知ったのも偶然で、 その偶然が、象徴の層をさらに深くした。

鬼は境界の存在。 雪は沈黙の身体。 踊りは生命の律動。 吉野裕子先生の陰陽五行説で読んだ、 自然と身体と象徴がひとつの場で息づくあの世界を思い出した。

そして、ENOJP のタイムラインは、 発表者が直前までスライドを練り、 PC画面を撮影し、 文化の身体性がそのまま流れている。 学会が“生きている”とはこういうことだと、 久しぶりに感じた。

えもいえさんがベストポストになっていたのも象徴的で、 西田哲学の深層が、外部で再び息を吹き返しているように見えた。

深層が動くとき、 こうして偶然が連鎖し、 象徴が立ち上がり、 場が新しい方向へ開いていく。

 

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