主人公は
物の怪に遭いましたが
―『源氏物語』にあるように
無意識にある
トラウマからの幻影です。
狐など
決まった形があるのが
その証です。
あるお百姓さんが
大丈夫かといろいろ
質問してくれます。
―PTSDを熟知し
ポイントをおさえて
あれこれ質問するのは
心のケアにおいて
大事なことです。
野に住む人が
こういうのをよく知っています。
お百姓さんによると
PTSDの幻想に囚われると
★記憶に残らず
―記憶にあれば
気にして
分析したり
治療したりしたいと
思うでしょう。
★エネルギーを吸い取られ
―うつ病みたいに
エネルギーを消耗します。
ジャネの理論にあります。
★本人は元気だと言うが
★呆けたようになり
★死に至る
そして
トラウマのとは
書いてませんが
お祓いのため
僧侶を探してくれます。
―お能はそういう話多いですネ。
西洋心理学など
日本には
昔から当たり前にあります。
もっと深いものも
あります。
世界最先端ですから!
朝日新聞『青銭大名』第九十三話 PTSD幻想の実体
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