『家政婦のミタ』PTSD性場当たり的無責任発言への荒療治

ミタさんは
業務命令で
お母さんになりますが
 ―家庭で行うべきことを
 何でも外注する社会への
 風刺が効いてます。
氷のようなお母さんです。
末っ子が
「ミタさんも
一緒に歌って」と
甘えてお願いしても
「ミタさんではなく
お母さんです」
「亡くなったお母さんと
一緒に歌った歌など
忘れてしまいなさい」
荒療治ですが
 ―専門家は
 荒療治してはいけないのに
 「忘れろ」と言います。
 ここも風刺ですね。
じわじわと
この家に蔓延する
その場しのぎの
無責任発言と
否認した本心を
 ―本当は
 亡くなったお母さんこそが
 お母さんだと思っている。
追求してゆきます。

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