『脳病院をめぐる人びと』東京オリンピックで重傷未治療PTSD解離人格がアブナイ

精神科病院は
脳病院と呼ばれたのですが
 ―ミヤコ蝶々さんも
 ヒロポン中毒で
 「浜寺の脳病院に入れられた」と
 語っていました。
今は
精神病院と呼ばれ
 ―脳じゃなくて
 精神がおかしい。
脳の病気ではない
PTSDの人が
たくさん収容されています。
「都市の美観と治安を守るために
路上生活者を
一掃する政策から始まった」のだ
そうですよ。
「狂人室」なんて言葉が
フツーにあり
背中に「狂」と書かれた
衣服を着せられ
手かせ足かせで
 
 ―比喩じゃないですよ。
罪人扱いです。
かつての作家たちも
この手の病院を畏れ
家族を入院させるのを
躊躇したようです。
今も
昔と変わらないか
それ以上にひどいのに
自ら進んで
近づく少数の人がいたり
臨床心理士や
福祉関係の人が
一生懸命そこに人を
追い込む構造は
なんだか
狂ってますね。
治らないというのが
定説ですが
最近
そういう人には
実はトラウマケアが必要だという
話になってきました。
ミヤコ蝶々さんなんかも
戦後の混乱で
ヒロポン中毒になったのですよね。
回復され
活躍された後
 ―ちょっとコワかったけど
 いい人でしたね。
亡くなったのだから
まずは服薬をやめて
 ―ヒロポンより
 手ごわいかもしれないけど
PTSD治療しましょう。
でないと
この国のことですから
オリンピックが始まると
何を言いだすか
わかりません。

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