韓国ドラマ『風の絵師』第十五話④ 一休さんのような頓知と絵と禅宗

肖像画のことを
『真写』とか
『写真』と呼んだそうです。
皇帝の肖像画などは
皇帝そのものですから
描く絵師は厳選され
身を清めて
ふさわしい画材で
制作されます。
大臣たちの嫌がらせにあい
完成した絵を否定された主人公の絵師は
その絵を自ら破って
死刑宣告されたほどです。
しかし
皇帝の頓知で
救われました。

どんな頓知でしょうドキドキ
大臣と自らをつなぐ
唯一の通路に
破かれた肖像画を置いたのです。
大臣たちは悩みます。
「踏むべきか
踏まざるべきか…」
   ←二元論音譜
選択した答えは
肖像画とは認められないと
否定したわけですから
「よし!踏もう!」
皇帝は
「なぜ踏んだ?」
大臣
「皇帝の肖像画ではないからです」
主人公はなぜ死刑宣告されたのかと
皇帝は聞きます。
罪もない人間を殺すような
理不尽なことをいつもしているのかと。
(図星爆弾です)
まるで
一休さんのマンガみたいだな…
と思い
韓国通の哲学者に聞いてみますと、
韓国ドラマは歴史に忠実だが
禅思想がいきわたってるからネ!
とのことでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です