『子どもと悪』は善悪ではなくPTSDとしてとらえ直す

河合隼雄の
名著でした。
「いい子」を育てる
教育に熱心な社会では
子どもが創造的であろうとすることさえ
悪とされることがある。
 ― この頃は
  ジブリと一致した思想があった。
しかし
一方では
理屈ぬきに絶対に許されない悪もある。
生きることと
悪の関係を考えるのは容易なことではない。
【いじめ】【盗み】【暴力】【うそ】【大人の悪】など
人間であることと
深く関わる
「悪」を斬新な視点から問い直す」

今は
 ―名著も賞味期限切れ
PTSD発症前の
サインとしてとらえ直し
予防・治療する視点が大事なのに

ユング派のクセに
発達障害専門家の
息子が編者で入り込み
 ―象徴のとらえ方が
 根本的に間違っていたことが
 露呈

この軽さで
 ―かぐや姫わがまま説の方ですから
 (個性化の意味もわかっていない)
 ユング心理学も
 ファンタジーも台無し
解説されては
蛇足ですね。
「悪を
今の子どもの問題として
深く問い直す」
付け加えたキャッチフレーズも
空しく響きます。
クローズアップ現代で
EMDR学会ががんばってるから
便乗したのでしょう。
 ―資格取得者は同じくらいじゃないかな。
 後者は取得者じゃないけど
 御用達

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