本日は
ルソーのお誕生日です。
【近畿大学所蔵貴重資料】
J.J. Rousseau’s Bekenntnisse 1782
フランスの思想家ジャン=ジャック・ルソーの生誕日(1712年6月28日)にちなみ、自伝『告白』のドイツ語版をご紹介します。
ルソーの死後に刊行された初期の版のひとつで、ドイツ語圏におけるルソー受容を伝える一冊です。#近大 pic.twitter.com/z5AS0R1ytn— 近畿大学中央図書館 (@Kindai_Clib) June 28, 2026
本日6/28は、哲学者ジャン=ジャック・ルソーの誕生日(1712年)です。
『社会契約論』や『エミール』を著し、「人間は自由なものとして生まれたが、いたるところで鉄鎖につながれている」という言葉で有名です。近代の政治思想や教育論、フランス革命に多大な影響を与えました。
— 余韻ノート_フォローバック (@ashita_gray) June 28, 2026
ジャン・ジャック・ルソー(1712-1778)と言えば
偉大な哲学者・思想家ですが
なかなか苦難の人生だったようです。
もはや法則のようなものらしい。
若いころから
奇行があり
自分も保護と放浪を繰り返したのに
— そうすると虐待など受ける。
5人の子供を孤児院に送るなど
— 『告白』などに具体的に記されている。
生涯
精神的に経済的に安定していたことは一度もありませんでした。
そもそもが
生後9日にして母を喪ったことが大きく
裕福な一門の出で
賢さと美しさを具えていて
ルソーは
母からこうした美点を受けついで誕生というのは
光源氏みたいだと思えば
— 母親の影を追い続け人間そのものを見ていない。
やはり
恋愛観が特殊になった。
病弱で
敏感な子どもに育ち
統合失調症のようなものを発症する素地ができます。
さらには
10歳のころに
一家離散で
父が告訴され逃亡
— 元軍人貴族との喧嘩がもとで剣を抜いた。
兄は奉公に出されたまま行方知れずに
いわゆる神隠し
孤児同然となり
虐待され
不自由な寄宿生活のなかで
牧師の妹で未婚の40代女性から
身に覚えのない罪で度々折檻された。
奉公に出されても
日常的に虐待を受けるうちに
不良少年となり
虚言を語り
仕事をさぼって
悪事や盗みを働く
無気力になってしまいますが
読書だけは続けていたので
唯一の逃避場所なので
本を捨てられても
借りては仕事をさぼり読みふけった。
— もはや薬
読書力に救われることになります。
自己実現の秘訣は苦難の最中に磨かれる。
重要な影響を与えた人物が2人いて
最初の人物は司祭で
嘘をついて人に罪を着せたりするので
信用がなく
仕事も続かないルソーに対し
何度失敗しても励ましました。
— PTSDの試し行動のようなもの
—— ルソーは恩恵と『エミール』で回想
門限に遅れ
罰への恐怖から解離性遁走したあとは
本人も神隠し
放浪生活と保護生活を繰り返します。
入退院ではなく
2人目は
15歳の時に出逢った29歳の女性で
実母との関係が転移
最初は救世主のように
ほぼ宗教体験のように回想
2度目は母親のように思い
夫人はルソーの無事を喜び
母のようにルソーにキスをして撫で
「坊や」と呼び
ルソーは夫人を「ママン」と呼んだ。
ルソーは初めて幸福感を味わう。
母親から離れることができない子どものように
不登校で
公的な学校を卒業したことが一度もない。
~ 夫人はしかたなく姿を消す。
このとき
父と再会し
二人は涙を流して再会を喜んだのに
父親と暮らす意思はないことを伝えたのは
アジャセ的錯綜?
三度目に恋愛関係になったあと
ルソーは美男子だったので
女性たちの関心の的となり
夫人がルソーを護るうちに
恋愛関係に
しかし幸福ではなく「あたかも近親相姦を犯したような気持ちであった」と回想
虐待経験や
権力への意思
思考より感情を重視
放浪生活も悪いことばかりでなく
ひとびとの暮らしを内側から知ることにもつながり
「自然が美しい豊かな恵みを与えているのに
それを重税が破壊してしまう」様を目の当たりにし
宗教改革の素地ができた。
死の恐怖経験で
事故がおこり
一時生死をさまよう。
回復せず
身体の変調から死を感じるほど患い
元々の読書力を駆使して猛勉強
ちょうど
共時性
夫人が18歳の男性と同居するようになったので
自立することが叶い
23歳の女中と恋に落ち
教養がなく
文字の読み書きも満足にできない
素朴さに惹かれた。
「決して捨てないし結婚もしない」という条件で
生涯添い遂げます。
すべてのわが子を孤児院に入れたことは
『エミール』を書くときに強い後悔の念をもたらすことになる。
転機となった出来事は
最初の夫人に出逢ったときのように
天啓的です。
生活に困窮しているときに
懸賞論文の募集を知った。
— 「学問及び芸術の進歩は道徳を向上させたか、あるいは腐敗させたか」
突然の閃きが生じて
三十分にわたり精神が高揚して動けなくなってしまった。
「これを読んだ瞬間、わたくしは他の世界を見た。わたくしは他の人間になってしまった。」
不遇な状態は一変
以後次々と意欲的な著作・音楽作品を創作するようになったわけですが
『エミール』が出版される運びとなっても
逮捕状が出る始末
亡命しようと選んだ土地でも迫害がはじまり
居場所はどこにもなくなりつつありました。
人々が好意的で助けてくれたのが救い
精神状態は悪化の一途を辿り
正気を保てなくなってゆきました。
ジャック・ルソーって
硬いイメージだけど
『むすんでひらいて』の作曲者って聞いたら
身近に感じられるよね💕— babarin (@babarinonly1) June 28, 2026
作詞者は不詳で
ほかにも讃美歌・唱歌・軍歌まであるらしい。
ルソーのオペラ「村の占い師」は
ルソーだから残っているとも
両片思いの男女から
「冷たくなった」
「避けられているようで不安」
個別に相談された占い師が
まさかふたりとも来るとは思わず
「あなたも冷たくしなさい」
「本心を正直に告げなさい」とアドバイスし
大団円💕というシンプルなお話です。
死を覚悟して猛勉強し始めたころの作品でしょうか。



