夢とか妄想と
現実が
やたらと融合した
作品ですが

亡妻とも
会話してます。
絵空事ではなくて
普段は
何を考えているかわからない
二郎が
こころを動かされています。
DSMで見たら
自閉症っぽいですが
ちゃんと
感情はあるのです。
二郎が成長していないと
　―今までの主人公は成長していた。
揶揄されますが
全然変わっていないようで
アニマに導かれるようになれば
それは凄い成長なんです。
ゴーストリー・アニムスとは
　―女性のなかの男性性
よく言われますが
　―ただし
　思考が
　解離暴走して
　変な講釈押し付けて
　嫌がられるタイプ
　哲学かぶれとかがそうですね。
日本では
アニマは
危険なものと
　―解離わいせつなんかが多いですからね。
されてきました。
PTSDの
箱庭療法をするなとか
真顔で言う学者もいましたよ。
　―今では
　お笑いですね。
それに
導かれるようになれたんですから
二郎の内面で
どれだけ大変なことが
起こっていたかという話です。

古事記では
イザナミとイザナギは
死別し
スサノヲに
PTSD負の連鎖しますが
ちゃんと
死者と会話できています。
これは
ユング心理学を輸入した
河合隼雄の時代からすると
進化した
あり方です。
日本のユング派が
めちゃくちゃしているあいだに
ジブリが
PTSD時代の子どもたちを
導いていたという
話ですね。
スクールカウンセラー制度とか
大学のつまらない研究費制度は
廃止して
ジブリや被災地に
寄付しましょう。
そしたら
元気が出るでしょうから
引退宣言撤回するかもね