哲学・宗教・倫理」カテゴリーアーカイブ

裂け目より 光を拾う ふたりの影@ユングとヘルダーリンは紙一重

本日は

ヘルダーリンが亡くなった日です。

1770‐1843

説教師の息子として生まれ

神学生として

ヘーゲルシェリングとともに哲学を学びながら

卒業後は

神職にはつかず

各地で家庭教師をしながら詩作を行い

30代で統合失調症を患い

絶叫など

異常な言動が目立つ

精神鑑定の末

狂気を理由に逮捕を免れるほど

 

その後人生の半分を塔の中で過ごしました。

生前はあまり評価されませんでしたが

詩人たちの感性により読み継がれ

ニーチェハイデッガーら思想家にも強い影響を与えたので

日本では三島由紀夫とか

臨床心理学でも

その病理に関心が寄せられてきました。

去りがたい精神の場所がある。

 

あなたもスタンプをGETしよう

こうして眺めてみると

禅病を患いながら行脚した

白隠禅師のように治してしまわず

— 思えば本日亡くなったユングの瞑想と近いマチガイ🤔

—— ニーチェやヘルダーリンと自分は違うんです💪@ユング

雲水のような存在に見えてきます。

あまりに瞑想的存在なので

現成公案みたいな🤔

精霊のような詩人たちに

伝承されたかたちではないでしょうか。

そのつくられかたも

やはりトラウマ由来で

 

両親ともに

宗教家の家で育ち

ユングの発症も

牧師の子であったことからで

案外リスキーな出自

ヘルダーリンがまだ2歳3ヵ月のときに

父が卒中で死去

2年後

母は役人と再婚しますが

全く違うタイプ

この義父も

結婚から7年後に高熱がもとで死去しています。

7人兄弟だが

4人はまだ幼いうちに死去している。

アドラーは

たった一人の弟を亡くしただけでも

克服すべき哲学的難題となった。

優秀なので

『車輪の下に』の神学校に入りますが

100年後の作品

ヘッセは脱走

ヘルダーリンは詩作で逃走

神学校というのも

魂にとっては

善悪を超えた魔境のような場所のようです。

神隠しの場所

ユングも

恋愛事件を起こしたりしながら

幻想と闘い

前述のように

雑念を払うためにヨーガを真似たり

異文化を脅威に感じたらやめさせるのは横暴ではないかと

 

 

晩年は塔で過ごしましたが

自分で建てて

収容所の所長をするようなユングと

収監されそうになるヘルダーリンの

紙一重は

とっても分厚いですね。

 

胸の闇 名を呼ぶ声の 消えぬまま@横田めぐみさんが血で書いた言葉

あなたもスタンプをGETしよう

 

哀しい老後があります。

北朝鮮拉致被害者救出活動の象徴となった

失踪していた

長女の横田めぐみが

北朝鮮に拉致された疑いが報道されて以来

日本各地の被害者家族とともに

家族会を結成し代表に就任

横田滋さんの

 

死因は老衰ですが

心労を負ったままの

改宗するほどの生まれ変わり

— 横田夫妻はクリスチャンに

長年の活動による疲労が重なって

珍しい難病の診断を受け

健康上の理由から

約10年間続けてきた家族会代表を辞任

精力的な活動自体は継続

この年に胆嚢の摘出手術を受け

キリスト教の洗礼を受け

パーキンソン病で入院するなどしています。

 

胆嚢

意味上

胃そのもので

古語で胆(い)

消化に必要な胆汁を蓄積する器官です。

胆嚢に蓄えられた胆汁が

結石化してしまったのが「胆石症」

胆嚢管は

胆嚢の入り口と出口すなわち「袋小路」です。

胆嚢がない動物は

馬や鹿、ラット、象など

毎日ある程度規則的に食事をとれる

草食動物ですから

最期のパーキンソンはこの関連かもしれません。

難病の血は

赤い着物と

拉致された時の

血の赤を思わせます。

1977年11月15日18時半ころ

バドミントン部の練習を終えて帰宅途中

北朝鮮の工作員に拉致されてしまった。

工作船で40時間もかけて

北朝鮮にむりやり13歳の少女が連れていかれた。

船底の部屋に閉じ込められ

「お母さん助けて、お父さん助けて」と壁をかきむしり

爪は剥がれ

北調整の港に着いた頃には

と嘔吐物にまみれて

屈強な工作員も目をそむけてしまったとのこと。

病の身体表現でしょうか。

 

横田めぐみさんは

事実ならば…

生きておられるようですから

精神病院を経由して

これはもうギリシア悲劇の東洋版ではないでしょうか。

アジャセコンプレックスより

エディプスコンプレックスに似た意味で

 

 

 

錬金の 影ほくそ笑む 電子闇@特殊詐欺師のつくられかた

時空を超えて

裏切りの日(日本の旗 日本)に

天正10年6月2日

(1582の旧暦)

本能寺の変で

織田信長が

明智光秀に裏切られて攻められ

本能寺で自害した。

 

カリオストロは生まれました。

1743・6・2

稀代の詐欺師として名が広まった錬金術師です。

パラケルススらにみられるように

医学などと未分化な職業で

たくさんの肩書があるので

余計に胡散臭い存在と映るが

心理学と密接な関係があるので重要な研究対象

— 自己実現は錬金術のイメージ

 

 

奇才がどのようにつくられたかということですが

犯罪ながら

少年時代に修道院を追放されたという

トラウマチックな出自で

親に育てられないうえに

— これだけで大変な哲学的難問を背負わされる。

修道院で不適応を起こし

追放される…

子どもにとっては死を意味することでしょう。

錬金術師と出会い弟子となって修行を開始しています。

筋金入りのキャリア

チャップリンの『KID』みたいですね。

もっとも詐欺師本人による回想録なので真実かどうかは…🤔

ヨーロッパ中を旅し

多くの偽名を使って

各国の社交界に潜り込み

胡散臭い商売を繰り返し

低い身分から機会を見てのし上がろうとした姿勢から

山師とも呼ばれましたが

壮年時期には愉快犯の色合いが強くなり

富裕層からまき上げたお金を貧民層に分け与えたりしました。

五右衛門のようですが

カリオストロ伯爵もたくさんの作品になった。

— そういう意味とは知らなかった…(>_<)

ロシア宮廷でのスキャンダルや

マリー・アントワネットを巻き込んだ有名な詐欺事件により

首飾り事件」@1785

名声を失い

最期は獄死しました。

宗教裁判にかけられ

— 詐欺事件ではなく哲学者あるある

終身刑に

さて

 「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」 

時代は変わり

電子マネーの時代となっても

詐欺事件は増えるばかりです。

 

 

 

 

裁判所も電子化されました。

2026年5月21日施行の改正民事訴訟法により

民事裁判手続の本格的な電子化

(オンライン申立て・訴訟記録の電子化・電子提出義務化など)が

段階的から全面運用へ移行しつつあり

弁護士は裁判書類を裁判所の電子提出システム「mints」等で提出することが原則

通報もfaxでどうでしょう?

いつのまにか

DVもストーカーも

特殊詐欺も

警察は動くようになりましたけどね…

 

 

沈黙より 心ひらける 光かな@ヘレン・ケラー自閉症説より治療関係

本日はヘレン・ケラーが亡くなった日です。

1880-1968

1歳半の時に

高熱(現在では猩紅熱と考えられている)に伴う髄膜炎に罹患し

一命は取り留めたものの

ヘレンケラー自閉症説を唱えた精神科医がいましたが

謎が解けました💡

自閉症ではないと思いますが

癇癪はトラウマ由来だと思います。

視力と聴力を失い

話すことさえ出来なくなりました。

そのため

両親からしつけを受けることができず

非常にわがままに育ったといいます。

しかし

「かんしゃく」をよく起こしたとも書いてあるので

本当の意味でわがままにはできていなかったし

むしろつらい日々だったのでしょう。

7歳の時

家庭教師に来たサリヴァン先生は

盲学校を優秀な成績で卒業した

弱冠二十歳

自分の経験から

手術をして視力は回復していたが

小さい頃から弱視だった。

「しつけ」「指文字」「言葉」を教えました。

しつけは強引なものでしたが

軍人の父親が憤慨し解雇しようとするほど

信頼関係が強固であったようで

日本訪問を打診された時

ケラーは健康問題を抱えていて

— 死期にあったサリヴァンと呼応していると推測される。

決定すると今度はサリヴァンが危篤となり

— 日本に行くよう遺言し亡くなった。

死後に来日となった。

あきらめかけていた「話すこと」が出来るようになります。

ケラーは

同じく盲目の塙保己一を手本とした勉強もしており

来日時

「先生(保己一)の像に触れることができたことは

日本訪問における最も有意義なこと」

「先生のお名前は流れる水のように永遠に伝わることでしょう」と語っている。

当事者由来の

人間をうちからみた方法が大切であることがわかります。

 

「三重苦」と報じられたものですが

話すことはできるようになり

普通の人より活動的となり

世界各地での講演や著書

福祉に関わらず分野も広い。

自己実現しました。

適応論を超えている。

盲導犬との関係も重要です。

人間も人も変わらない。

ケラーには日本犬がよいようですが

講演会の際に記念として

秋田犬を所望

巡査部長が飼育していた仔犬(神風号

— 軍人のお父さんは亡くなっているとはいえ…

—— 巣鴨プリズンに収監されている元将官たちは仮病だとか悪口を言っていた。

日本犬はアメリカは合わなかったようです。

渡米から間もなく犬ジステンパーで死亡

ケラーの落胆を知った日本の外務省が

秋田犬の「剣山号」が贈られた。

死後

日本政府から勲一等瑞宝章も贈られています。

 

奇跡の人サリヴァン先生は象徴的存在みたいですね。

1歳半までの経験があったのが不幸中の幸いです。

もっとも人生そのものが幸いですが。

病の灯 才を目覚ます 深き声@トラウマ・ストーカーが書かせるドラキュラ💀

本日は

吸血鬼ドラキュラ』が発刊された日です。

 

ストーカー

 Stoker

あの怖いストーカーのような

stalker

PTSDの負の連鎖を

超自然的存在@妖怪学

ドラキュラにして

科学やそれに基づく医学に強い関心を持つ一方

☯ 矛盾 ☯

オカルト特に動物磁気にも関心があった。

詐欺を軽蔑し

迷信に対する科学的手法の優位性を信じるここころが書かせたドラキュラ

— もはや信仰

見事に伝えることに成功しました。

世界を震撼させた。

 

本日は地震の好発日でもある。

この奇才がどのように育まれたのかということですが

幼少時の原因不明の病ではないでしょうか。

寝たきりであったのが

後に快復すると

大学時代にはスポーツ選手として活躍するようになるのです。

公務員になり

文芸活動も行い

世界各地を訪れ上流階級とも交友を持った。

— 『吸血鬼ドラキュラ』で知られているがロマンス小説を数多く発表

過補償ということはよくある現象ですが

知恵熱低度じゃなくて

アスリートになるとか

死因が

なんと運動失調症です。

謎の病がドラキュラをかくように導いたように観察されます。

『わらしべ長者』みたいなセルフ(自己)?

ミルトン・エリクソンの奇才が

誰もまねできない催眠

幼少期の病にあったことは広く知られています。

17歳で

目以外の全身まひ

 

超人的な観察力が身についたということですが

普通は聴こえないものが聴こえる。

普通の人にはわからないことが観える(わかる)。

これらの病にあるときは

極度のひきこもり

『モンテクリスト伯』のような絶望的孤独状態にあると

神父のような人が現れ必要なものをすべて与える。

— 比喩

瞑想状態のようなものであったとも言えるのではないでしょうか。

ちなみに

本日亡くなったハイデガーも

病弱で

ときどき心臓発作がおこることが

25才くらいまで何度か間歇的に続いた。

生きようとすると☯死にかける。

志願兵として登録すると

心臓発作が起きて

入院しなければならなくなり登録を免除されてしまいます。

翌年は国民軍として動員されますが

郵便監察業務なので

教授資格論文(Habilitation)を書きあげることができ

順調な職業生活に入ることができました。

これまた不思議なことに

2重の意味で

死期はわかったようで

亡くなった年の1月14日夜

自分の葬儀の時の弔辞を頼む。

亡くなった5月から

死ぬまで毎日

ヘルダーリンを読み

お経や

チベットの死者の書みたいな意味があったのでしょうか。

感謝して亡くなりました。

最後は発作ではなく

常人以上に死を意識していたのです。

死と現存在

病は不思議です。

 

恩寵は 旋律となり 魂照らす @PTSD鎮魂歌『ジュピター』

 

平原綾香さんの『ジュピター』は

ホルストの原曲に

第4楽章「木星」の中間部Andante maestosoの旋律

千足学園の学生であった平原綾香さんから

“私の両手で何ができるの?”

“ありのままでずっと愛されている”

“いつまでも歌うわあなたのために” などの

歌詞をつけることを依頼された先生が作詞

平原綾香さんが歌う。

ロングセラーで

こころのケアにも貢献しています。

大震災の時に

ラジオ局などでよくリクエストされる。

Every day I listen to my heart

ひとりじゃない

深い胸の奥で つながってる

果てしない時を越えて

輝く星が

出会えた奇跡 教えてくれる

Every day I listen to my heart

ひとりじゃない

この宇宙の御胸に 抱かれて

私のこの両手で何ができるの?

痛みに触れさせて そっと目を閉じて

夢を失うよりも 悲しいことは

自分を信じてあげられないこと

愛を学ぶために 孤独があるなら

意味のないことなど 起こりはしない…

 

ホルストも

孤独な子ども時代を過ごし

8歳になるまえに母親と死別

3年後に来た継母は

神智学に傾倒し

— ある意味宗教二世

家庭内の物事にあまり関心を示さず

異母兄弟も含めて「良性のネグレクト」に晒された。

ホルストは神経過敏で哀れであった。

視力が弱かったにもかかわらず

彼が眼鏡の着用を必要としていることに誰も気がつかなかった。

生まれつき病弱で、喘息と弱視に加えて神経炎に苦しみ

それによってピアノの演奏が困難となった。

彼は上手く動かない腕について

「電気を過剰に流されたゼリーのよう」だと述べていた。

修行僧のような生活に導かれ

一部には倹約のため

また一部には生来の性向により菜食主義者、禁酒家だった。

経済的困難は若干和らげられても

自ら課した厳格な規律を守った

 

占星術に関心をもつようになり

メスメルもこんな感じでしょう。

表現がムズカシイのです…

文学などから霊感を得たうえで

当時流行のインド神話

ヒンドゥー教の心霊主義

イングランドの民謡の影響

39歳のときに『惑星』の着想を得たとのことで

 

普遍性が感じられる

どの時代にどの民族が耳にしても…

ローマ神話の最高神は

ギリシャ神話のゼウス

天皇なら北極星(太一)  君が代♪と似た重厚感?

≠ 皇帝

『地球儀♪』もこの系統かな🤔

瞑想的な曲になるというものです。

 

らせんゆく 影とひかりの 気づきかな @精神分析を創始したのはPTSD(ヒステリー)患者さんたち

本日は

催眠をかけるという言葉の由来となった

 mesmerize

フランツ・アントン・メスメル のお誕生日です。

 

大学卒業後に

医学の勉強を始めますが

関心は占星術的な心理学で

博士論文は

人体疾患に及ぼす惑星の影響について』

メスメルは人体の中にも潮の干満があり

その原因は太陽や月の運動に違いないと考えていた。

— ミクロコスモスとマクロコスモスの関連は古くからの哲学的問題

—— ヘンテコに聴こえるけど天皇の象徴性と似た説明

——— 太一は中国の宇宙神の神名 乗り物が北斗七星

独自の心理療法を考案しました。

人体のなかにある

目に見えない流体を

動物磁気と名づけた。

— 自然治癒力を作動させる論理と少し近い考え方

現在はほぼ治療できていないと考えられている

薬物療法しか受けられないので

薬害に苦しむ人たちが知られているのみ

PTSDをたくさん治し注目されると

後述のとおり

ヒステリー患者が多く集まっていたと判明

治療の是非を巡って大論争が起き

ルイ16世科学アカデミーのメンバーたちに判断させました。

 

侵襲的な治療でもなく

例えば薬物療法や電気ショックのように

治る人もいるなら問題はないと思われますが

メスメルが発見したという動物磁気などどこにもないとだけ

見える化できるものではなく

また

メスメルは

シンボル(記号)を使って説明するので

その知識がない科学者には理解不能

結論づけられ

治療がうまくいったとしても

それは想像力のおかげとした。

想像力でも治ればよいのに

— ユング心理学のイメージもこれにかなり近い。

想像力であるという証拠も示さずに

ブームは去りました。

細木数子現象と似たものかもしれない。

— 大絶賛とバッシング

—— 根っこはトラウマ物語

 

その後

患者さんたちは

想像力ではなく

被暗示性のために

ヒステリーは超外向性

言われなくても相手が期待したことを察して動くほど

催眠にかかっていたと判明しますが

これは

健常者に応用できる現象でもあるので

暗示にかかりやすい性質は誰にでもあるから

瞑想状態に近づける工夫をすればよい。

 

ジャネは催眠を利用して治療し

15歳でうつ病となり闘病

哲学教授のまま

解離について研究

心的外傷の意味で  traumaトラウマ)という術語を造語したので

フロイトより先に無意識を発見したとも言われ

ユングにも講義し影響を与えた。

— ミルトン・エリクソンに相当近かったのかもしれない。

一方

フロイトは

ヒステリー患者に対して

権威的な催眠を試みようとして失敗

催眠にかけようとしたが

勝手にしゃべり始め

抑圧がとれて

気づきが起きた症例に出会う。

— これもブロイアーの症例

精神分析学の基礎を築くことになりました。

患者さんが

自由連想法にさせた。

心理学研究も

頭で考えられた弁証法で

機械論的に変遷してきたわけではなく

…ヴントの如きは経験に基づいて推理せられたる知識をも間接経験と名づけ…(Wundt, Grundriss der Psychologie, Einl. §I)。しかしこれらの知識は正当の意味において経験ということができぬばかりではなく、…自己の意識であっても、過去についての想起、現前であっても、これを判断した時は已すでに純粋の経験ではない。真の純粋経験は何らの意味もない、事実其儘の現在意識あるのみである…

ジェームスが「意識の流」において説明したように、意識はその現われたる処についているのではなく、含蓄的に他と関係をもっている。現在はいつでも大なる体系の一部と見ることが出来る。いわゆる分化発展なる者は更に大なる統一の作用である。

ヴントは感覚の性質を次元に併ならべているが(Wundt, Grundriss der Psychologie, §5)、元来一の一般的なる者が分化して出来たのであるから、かかる体系があるのだと思う。

ぼんやりした気づきの萌芽が

メスメルは何もわかっていなかったと思うけど

治療の場所のようなものをぼんやり眺めていた

トリックスター的存在

らせん状に

行ったり来たりしながら発展してきたもののようです。

 

時空を超えた神隠しの場所がある。

 

愚禿の灯 風静かなる 胸の底 @西田哲学と親鸞よりPTSD心理学

 

人間の自覚や意思には不思議なところがあるようです。

西田幾多郎も

全集一巻 『愚禿親鸞』明治44年4月

自らについて

真宗の家に生まれ

母親は真宗の信者なのに

自分は真宗についてそう知らないと書き始めつつ

もちろん膨大な資料を読み込んではいるでしょう。

真宗の意味についての深い理解を示しているようです。

親鸞が自らを称した

愚禿

真宗の教義も

(普遍的な意味としての)宗教そのものの本質も

象徴されているのではないかと

愚人・悪人を正因とする考え方や

— 空前絶後に蘇る  = 愚禿の二字を味わう @心霊上の事実

愛を主とした他力宗は他にもあるけれども 

キリスト教や

正義の感が強く悪を責める側面と

— キリスト教以前の問題は救わない @神曲問題

—— ギリシアの哲学者とか

放蕩息子を温かく迎えた父の物語のようなところ

— 真面目な息子は激おこ💢

日蓮には二面性があります。

他宗を罵倒 壮語

さけび雲走り、怒濤澎湃どとうほうはいの間に立ちて、動かざることいわおの如き

日蓮上人の意気は

壮なることは壮であるが… と西田

親鸞は法を見て人を見ませんでした。

流刑に処されても…

煙波渺茫びょうぼう、風しずかに波動かざる

親鸞上人の胸懐は

また何となく奥床おくゆかしいではないか…と西田

 

わりとへりくだることが多いようです。

 

現代にも流刑のようなことがあるので

理不尽な危機

こころのケア(PTSD予防)に生きる態度だと思います。

人間は猿とは次元の違う哲学に生きているということでしょう。

西田幾多郎が注目していたのも

頭で考える学問を否定

 

実験心理学ではなく

猿の得て公🐒心理学しかなかったので

ご苦労された様子

 

臨床心理学への越境の兆しはありました。

不具(精神病)についても純粋に見てほしかったが

— 本来具わっている @どんな状態でも神と一緒で他力が働く

フロイトひとりに多くを望むようなないものねだり

— ユングを読めばいい。

集合についてのビジョンはあった。

孤影さす 心の底に 春遠く @西田哲学『智恵子抄』の今

本日は

高村 智恵子さんの産まれた日です。

1886‐1938

統合失調症に苦しめられていたとされていますが

Wikipedia

45歳くらいの発症で

10~20歳代の青年期~成人期にかけて発病すると

昔の常識的な教科書には明記されていた。

その前に原因らしきものがありました。

金銭的に苦しい窮乏生活を送るなか

— 裕福な育ちでもあり病弱であったので苦労は大きい。

挫折

— 自信を持って出展した油絵の落選

創作活動をあきらめて家事に専念するようになったころに

— 高村光太郎を支えるために

父親が亡くなり

実家が破産・一家離散

孤独から

母親や姪が訪ねて来ているのに

寂しいと言うから

普通の孤独ではない。

— 東京には空がないというのと同じ意味

睡眠薬で自殺未遂を起こすまでになり

このタイプの作家らにも

原因らしい出来事がある。

— 精神病は先天的病で後天的な原因は無関係

東北地方の温泉で療養してもよくならず

思い出のマーニーも転地療法から

—ただし物理的な問題ではない。

自宅療養も危険な状況にまで進行していたので

精神病院に入院

当時としては

先進的な全個室、鍵なし、格子なし

高村光太郎の勧めで

精神病には

簡単な手作業がよいと聞いた。

紙絵を創作するようになりました。

あふれるように創作しているところからも

PTSDだと思われます。

当時は

神経衰弱などとも呼ばれていましたね。

神経症とは把握されていた。

— 森田神経症のように考え方で治るレヴェル

西田幾多郎の手紙のなかにも

哲学者の見たこころの病

似たような症例をみつけました。

原因としては

当時の常識をそのまま援用していますが

病気に苦しむことも増え

哲学者は身体も考えなければならないとも書くようになった頃

政治的な問題と関連のある現象とは

感じられていたように読めます。

西田哲学が

手紙の相手の

鈴木大拙は

— 二人は大親友

後年

心理学は哲学に

哲学は心理学に抜けなければならないと書いている。

臨床心理学にまで越境するには

少し時間がかかったようです。

そしてまた忘れ去られようとしています。

見牛や 心の景色 立ち上がる @西田幾多郎と南方熊楠

本日は

西田幾多郎のお誕生日です。

おうし座だなと思い

20日まで

確かにおうし座っぽい

昨日がお誕生日の

熊楠の『十二支考』を開いてみると…

牛だけがありません👀

十一支考

熊楠は

寅年🐯の1914年から

その年の干支について

雑誌に掲載を開始し

亥年🐗の1923年までは順調だったのですが

翌24年の子年🐭は

執筆したのに掲載せず

『十二支考』には収録

丑年🐂論考は出来上がらなかったのだそうです。

資料があまりに膨大なため

「全然出来おらず」と弟子への手紙で訴えていた。

亡くなったのは1941年

2019年になって

新聞紙の裏面に書かれた

大きいので一覧できるのが気にいったらしいが

新聞紙でも

入りきらず

収拾がつかず…

腹稿100枚が

「詩文の草稿を心中に組み立てること。また、その草稿」

熊楠の場合、論文執筆にあたって記した自筆のメモ書きがこう呼ばれている。

「中国の古い言葉で、現在はほとんど使われていないが、熊楠には使う」

和歌山市立博物館に所蔵されているのが見つかったのですが

悪筆で判別が難しく

内容は分かっていないものの

熊楠の論文は難解なので

研究に役立つと専門家を歓喜させたのは

西田哲学と同じです。

同じころ

— 2015年  熊楠は2019年

心理学ノートなども見つかり全集更新

哲学館がみつかったノートを復元

私は、こういうビジョンがあったことを知って嬉しくなった。

さて

なぜ牛だけ欠けたのでしょうか🤔

牛と人間のかかわりは密で古く

ラスコー洞窟の壁画は躍動的な野牛

— 2万年ほど前とされる。

ヒンズー教では神聖な生き物

『説文解字』によると

— 最古の部首別漢字字典

天地の事柄は牛を引く耕作に始まる。

— 「物」のヘンは牛

禅宗で真の自己を表すのも牛でしたね。

AI熊楠なら

『十二支考』をまとめ上げることができるでしょうか。

牛だけで全集が出来てしまい

バランスが悪いでしょうか。

一即多の不思議な構造です。

善の研究では

たとえばを打って火を発する以前に、火はどこにもないのである。或はこれを生ずる力があるというでもあろうが、前にいったように、力とかとかいうのは説明のために設けられた仮定であって、我々の直接に知る所では、ただ火と全く異なった或現象があるのみである。それで或現象に或現象が伴うというのが我々に直接に与えられたる根本的事実であって、因果律の要求はかえってこの事実に基づいて起ったものである。しかるにこの事実と因果律とが矛盾するように考うるのは、つまり因果律の誤解より起るのである。

石も重要そうですけどね。

— 原初以来の恒常性を保つものとしての石  金気

たとえ話に牛が採用されていますよ。

同一の意識といっても決して真に同一でない。たとえば同一のを見るにしても、農夫、動物学者、美術家に由りて各その心象が異なっておらねばならぬ。同一の景色でも自分の心持に由って鮮明に美しく見ゆることもあれば、陰鬱にして悲しく見ゆることもある。仏教などにて自分の心持次第にてこの世界が天堂ともなり地獄ともなるというが如く、つまり我々の世は我々の情意を本として組み立てられたものである。いかに純知識の対象なる客観的世界であるといっても、この関係を免れることはできぬ…

見るというときに牛なのでしょうか。

見牛は第三図

— 見性 ~ 立ち上がってくる   …生成AI