裂け目より 光を拾う ふたりの影@ユングとヘルダーリンは紙一重

本日は

ヘルダーリンが亡くなった日です。

1770‐1843

説教師の息子として生まれ

神学生として

ヘーゲルシェリングとともに哲学を学びながら

卒業後は

神職にはつかず

各地で家庭教師をしながら詩作を行い

30代で統合失調症を患い

絶叫など

異常な言動が目立つ

精神鑑定の末

狂気を理由に逮捕を免れるほど

 

その後人生の半分を塔の中で過ごしました。

生前はあまり評価されませんでしたが

詩人たちの感性により読み継がれ

ニーチェハイデッガーら思想家にも強い影響を与えたので

日本では三島由紀夫とか

臨床心理学でも

その病理に関心が寄せられてきました。

去りがたい精神の場所がある。

 

あなたもスタンプをGETしよう

こうして眺めてみると

禅病を患いながら行脚した

白隠禅師のように治してしまわず

— 思えば本日亡くなったユングの瞑想と近いマチガイ🤔

—— ニーチェやヘルダーリンと自分は違うんです💪@ユング

雲水のような存在に見えてきます。

あまりに瞑想的存在なので

現成公案みたいな🤔

精霊のような詩人たちに

伝承されたかたちではないでしょうか。

そのつくられかたも

やはりトラウマ由来で

 

両親ともに

宗教家の家で育ち

ユングの発症も

牧師の子であったことからで

案外リスキーな出自

ヘルダーリンがまだ2歳3ヵ月のときに

父が卒中で死去

2年後

母は役人と再婚しますが

全く違うタイプ

この義父も

結婚から7年後に高熱がもとで死去しています。

7人兄弟だが

4人はまだ幼いうちに死去している。

アドラーは

たった一人の弟を亡くしただけでも

克服すべき哲学的難題となった。

優秀なので

『車輪の下に』の神学校に入りますが

100年後の作品

ヘッセは脱走

ヘルダーリンは詩作で逃走

神学校というのも

魂にとっては

善悪を超えた魔境のような場所のようです。

神隠しの場所

ユングも

恋愛事件を起こしたりしながら

幻想と闘い

前述のように

雑念を払うためにヨーガを真似たり

異文化を脅威に感じたらやめさせるのは横暴ではないかと

 

 

晩年は塔で過ごしましたが

自分で建てて

収容所の所長をするようなユングと

収監されそうになるヘルダーリンの

紙一重は

とっても分厚いですね。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です