日本のチャンバラは
大分芸術的に
美化されてますが
―完璧とは言えないかもしれませんが
非暴力になっていった
わけですし
韓国ドラマの
時代劇なんかだと
戦地の悲惨さが
よくわかります。
―史実に忠実でないとか
言われますが
この点は
リアルに表現されています。
心身鍛えた武者でも
「残恨の念」で
金縛りになるんですね。
罪のない子どもを
切ったことが
トラウマになっていて
ふとしたことで
記憶が奔流となって
流れ出すと
圧倒されて
【解離】してしまいますから
「油断するな!」と
叱られているんですよね。
「青銭大名」カテゴリーアーカイブ
朝日新聞『青銭大名』第226話 小児虐待性PTSDへの歯止め
母親の産後神経症で
縁側から蹴り落とされた
三歳児
★泣いてばかりの上に
★数人の乳母の乳首を噛み切る
―PTSDを発症しかけています。
母親は
(自分のした事ながら)
ショック&途方にくれて
引き篭もり
父親は
憑き物のせいにし
この女性に
―意足の妻
子どもを押し付けて
愛人のもとに
逃げてしまいました。
―殿様ですが
可哀相に思い
あやしているうちに
2人とも眠ってしまったようです。
―安心できる関係ですね。
ところが
その姿をみた
夫が
やきもちを焼きますから
対話が必要です。
児童虐待が酷いPTSDになる
要素は普遍的にありふれていますが
昔は見えない歯止めが
あったように思います。
―この女性は噛みつかれませんでした。
朝日新聞『青銭大名』第225話ですが【産後神経衰弱】と小児虐待
産後うつではなく
産後の神経衰弱と書いてます。
―古典的には
神経衰弱が正しいのです。
衰弱の理由を
★体質と考える派と
★トラウマと考える派に
分かれた歴史があります。
西洋心理学ですが
かんしゃくがきつくなり
―ストレスに弱いので
些細なことにイライラ
コントロールも利かず
感情失禁
泣く子にも感情が刺激されて
―『泣きたいのは私よ!』
自他の区別も良識も失い
子どもに八つ当たり
―そこにいたからです。
縁側から
蹴り落としたそうです。
今なら新聞に載りますね。
こういうメカニズムは
普遍です。
昔は
何らかの
母子への視線があったので
少しマシですね。
―今は
児童相談所もあるけど
裁判所の出張所になってるみたい…。
朝日新聞『青銭大名』第223話 合点の自我
朝日新聞『青銭大名』代222話「トラウマには向き合うしかない」
朝日新聞『青銭大名』第221話 トラウマの語られ方
阪神淡路大震災の時も
今年の大震災でも
「話を聴かせてください」と
報道の人のように
切り出して
失敗した事例がよく
報告されてますが
「感じが変わったね」と
話しかけるのが
自然かもしれません。
―よいとか悪いとかではなく
変化を言っている。
相手が何気に
★ふてくされながら
★警戒している様子も
自然に描写されていますね。
専門家は
型を大事にするところがあるけど
―DVシェルターは病院ではないから
治療ではないとか
出産時の記録や生育歴を聴かずに
治療とはいい加減だとか
肝心な話は傾聴せずに
「うそ臭い!」と拒絶する癖に!
こういう自然な環境で
―心的現実としてですが。
日常のなかで
話を聴くと
相手は
これまでの鬱憤を晴らすように
一気に話します。
― 気の病ですから
一気です
そして
不思議なことですが
必ずトラウマにまつわる話に
なるのですよね。
この人の場合は
加害者としての
こころの傷です。
PTSD解離人格は遠隔催眠に注意!
朝日新聞『青銭大名』第百五十九話 ユングもすなる易占い
朝日新聞『青銭大名』第百十四話 狂言の【のさ者】
狂言に
よく出てくる
★わがまま者
★のさばる者
礼に適わぬ野人
―ルール無視
狂ってるわけですね。
今ならPTSDと言うのかな。
ポニョや
スサノヲなんかは
わがままに見えても
わがままじゃない。
のさものは
PTSD治療中とか言いながら
自分は変化しようとせず
他者攻撃や
煽り活動ばかりしている
迷惑な存在です。
朝日新聞『青銭大名』第百六話 トラウマは大昔に
「応仁・文明の大乱を知る我らなど
すっかり老人じゃ」
なんて書いてますが
平成の世でも
そんなことないです。
京都人が言うところの
「この前の戦争で…」
普通第二次世界大戦のことだと
思うでしょ?
応仁の乱のこと
言ってたりするのです。
―恨みがあります。
PTSD問題もこれに
似てます。
トラウマだと思っていることが
あっても
―これに気づいただけでも
なかなかですが。
問題はもっと前の時代に
前段階が存在していること
実は多いです。