ポニョと妹たちです。
妹たちは集団で行動するのが楽しいし
そのことにあまり不便や問題を感じていません。
ポニョは
妹たちと仲良しですが
それだけでは退屈になってきました。
妹たちのように生きたいのに
うまくいかない人たちには
【適応論】での教育が必要です。
【適応障害】や【発達障碍】がこの範疇に入ります。
ポニョは
ムリに妹たちに合わせようとすれば
できないことはないのですが、
それでは
ポニョの個性が死んでしまうので
家出したいと思うようになったのです。
だから
ポニョは
能力が低いわけでも性格が悪いわけでもないのです。
この場合は
【個性化の過程】あるいは【自己実現】を目指しているので
妹たちとは違う支援が必要になります。
家出と聞くとギョッとしますが
それで非行問題としてしまったり
常識がないとかやりにくい子だということで
しつけようとすると
ポニョもフジモトもヘトヘトになります。
しかし
そういう親子は案外多いです。
専門家が親に加担するからですね。
自分もそういう生き方をしてきたから
ポニョが理解できないのかもしれません。