DVシェルターで
箱庭は人気があります。
箱庭は1つしかないので
それに
私は一人しかいないので
順番をめぐって
時にけんかになりそうなときもあります。
しかし…
学会で発表し始めたとき
怪訝な顔にたくさん会いました。
「ムリにさせて…」
毎年発表していると
「発表のために…」
陰陽五行とか仏教とか
凄い哲学の表現があって
無意識の癒しのメカニズムに感動すると言うと、
「そういう指導してるんですか?」
(『まあ頭でっかちですこと』って表情で)
「原理なんかないと思いますよ」
「そんなむつかしいことばっかり考えて
疲れませんか?」
ユングも河合隼雄も
先行研究では
原理はあると言っているのだから
ないと思うなら
それを証明するのが筋なのに
しかも自分の怠慢で
しなくていいなんて…
不思議でしかたがない現象です。
こういう論理性のなさ
つまり悪い意味での宗教性が
学会なんて場所にはあったりします。
子どもは
ショックをトラウマ化させないために
自分の存在全体で考えながら
自分の物語を完成させているのだ
と思います。
どうしてもつくらねばならないと感じている
切実な思いを知って欲しいですね。
箱庭療法のDV被害におけるPTSD予防効果
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