名古屋刑務所刑務官による暴行事件とPTSD

名古屋刑務所で
2002年
革手錠による暴行で
受刑者1人が死亡
1人が重傷を負った二つの事件で
特別公務員暴行陵虐致死罪に問われる
などして
1審で懲役3年
執行猶予5年の
有罪判決を受けた
副看守長を含む刑務官4人の
控訴審判決が26日あり
控訴は棄却されました。

刑務所問題も難題ですね。
少年刑務所でも暴行事件がいくつか起きて
少年がPTSDに罹患しています。

犯罪には
さまざまな原因があるでしょうが
PTSDによるものは少なくないでしょうし、
犯罪を犯すことが新たなトラウマになることも
あるでしょう。
逮捕や取調べはストレスフルですから
犯罪者のPTSDは年々複雑化し続けるでしょう

一人一人個別に対応すればよい病院でも
勤務医は過労死寸前の激務です。

刑務所という場所で
【解離】を起こした人ばかりを
【統合】していかなければならない職場は
本当は禅問答みたいな
難問を抱えているはずです。

コントロールを失った受刑者への対応に加えて
社会の暗い部分とも向き合うことが日常ならば
PTSD罹患リスクは相当高い職場であると
推測されます。

自然と軍隊式のスタイルが取り入れられ
システム上の【暴力性】が時に
暴走することがあるのでしょう。

刑務所は
あっちを向いても【解離】
こっちを向いても【解離】
あなたも【解離】
私も【解離】

【解離】だらけの空間を
号令で無理やり【統合】させた
大変な場所だと思います。

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