昨日の
朝日新聞夕刊【窓】のタイトルを見て
思わずにやっとしてしまいました
フランスの
カミュの傑作
『ペスト』の一節から
新型インフルエンザの話になっているのですが…
【心の感染】とは
これを指しています。
「このいまいましい病気め。
かかっていない連中まで
心は感染している」
登場人物の一人が
嘆く。
町は疫病発生で封鎖
じわじわと恐怖感が広がり
町は息を潜め
人々の心もとげとげしく…
中世ヨーロッパ人の命を
3割以上奪った黒死病ペストですね。
死の恐怖から
急性ストレス障害が多発
死の舞踏という
集団ヒステリーに発展しました。
メメント・モリ
(死を想え)が
合言葉になったんでしたね。
今の日本の問題も
【PTSD】という名の
【ヒステリー】の蔓延により
年間3万という死を思う状態です。
【PTSD】は
ヒステリーですから
被暗示性が高く
流行に敏感ですから
無意識のうちにツラレて
車輪下にうずくまったりします。
記事では
インフルエンザ発病を隠す人が
増えるのではとの懸念がなされていますが
【PTSD】の
被暗示性の怖さも【否認】され
隠されています。
『精神科治療学』最新号は
自殺の原因で問題なのは
実はうつ病ではなく
PTSD周辺の問題だと
ぼんやり示したわけですし…
無意識は正直ですね。
表向きは
書かないようにしていても
こころの奥底で引っかかっていることを
【暴露】してしまいました!
以上
記者の無意識の翻訳をまとめますと
3万人の自殺の原因は
【PTSD】による
心的感染にあります。