昔は存在したスチューデント・アパシーとうつ病とを区別するまともさ

かつて
スチューデント・アパシー
というのが流行りました。
スチューデント
学生
アパシー
無気力

これが
面白いんですよ。
定義は
学業だけは
全面的にやらない。
そして
アルバイトとか
サークル活動は
普通に
あるいは
積極的にできる。

これって
新型うつ病とか
適応障害
呼んでるのと
似てませんか?
公務ができないのに
レストランで会食したとか
勉強する気起きないから
南の島にサーフィンに行くとか
世間の人は
仮病扱いしてるやつですね。
青年期の
問題に限定されてたのが
その後の
年齢にも
拡大解釈されています。
発達障害も
本来子どもの発達障害だったのが
おとなの発達障害とか
大まかに
とらえられてるのと
似ています。
ただ昔の専門家の
偉いところは
スチューデント・アパシーは
無気力やひきこもり、かるいうつ気分を
主な症状としているけれど
うつ病や神経症の抑うつ症とは区別されると
明記しているところです。
「自我同一性の拡散」
と呼んでました。
ちょっと
【解離】っぽい名前ですね。
青年期は
【自我同一性】
アイデンティティ
を獲得する時期ですから。
そして
その困難さに理解がありましたし、
この時期の混乱は
派手に見えても
ころっと元に戻ることが多く
決して
重篤度を意味するものではないと
言われてもいました。
今は
上から目線で
診断し
しかも
それは誤診で
治してくれる気もなく
(はっきりとは言わないようですが
大体
内因性の病気にされてますね。
内因性=遺伝性
=不治を意味しているそうです)
また治せる技量もなく…
専門家は
いつの間にか
理解者ではなく
鬼になったんですね。
いや悪魔かな

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です