月別アーカイブ: 2010年3月

日本最古のサイコノベル『源氏物語』とPTSD

『源氏物語』は
架空のお話ですが

紫式部は
54条に
構成するなどして

ほとんど現実の話なのだと
言っています。

詳細は
昨日
『お水取り こもりの僧は11人』
に説明しました。

言われてみると…

たしかに
PTSDの教科書
としても
興味深いです。

最古の
サイコノベルと
言われるだけ
あります。

源氏は
悲しみのあまり
落馬しますし

ねたみや
うらみ
いじめで
人が簡単に亡くなります。

生霊による
頓死もあります。

六条御息所ですね。
未遂などもあります。

日本版
『死に至る病』
(キェルケゴール)
ですね。

昔なら
加持祈祷という
ところですが

現代はPTSDとして
トラウマ研究の
参考になります。

ゆっくり見ていこうと
思っています。
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愛子さまへの【猛ダッシュ】の象徴性

愛子さまの
不登校について

学習院の常務理事が
皇族に対する
前代未聞の“乱暴騒動”を
謝罪しました。

乱暴行為自体の存在は
否定しており

宮内庁の東宮大夫と
今回の学習院の会見では
事実関係のとらえ方において
大きな違いがありますが

これは
一般の学校と
よく似てますね。
非常に【象徴的】です。

昨年7月に
問題がありましたが
父母会なども入り
見張りの教師など
対策の成果があって
一応の終結をみたようです。

今回新たに
愛子さまに向かって
猛ダッシュしてくる
男の子がいたと

言うことです。

記者が
それだけで不登校かと
質問したようですが…。

いただけませんね。

恐怖心が起こるには
充分すぎますよね。

身体的暴力の証拠としての
大怪我が見当たらないから
と言って

DVや虐待を
信じないのと同じです。

ぶつかってたら
どうするんですかね。

大変なお怪我につながりますよね。

そろそろ
このあたりは
常識になってほしいです。

あと
これは
専門的な領域になりますが…

男の子の乱暴の正体が気になってましたが
猛ダッシュとは…

怖がらせるためなら
いろんな方法があると思いますが
あえて
猛ダッシュだったんですね。

さっき
線路自殺の記事を書いていたのもあって

これは
とても
【象徴的】な表現だと思いました。

子どもには
無意識だと思いますが
そういうところがあります。

だから7歳までは神の子というのですね。
(今回は8歳ですが)

アフリカの長老に習いました。

ごくごく最近まで
子どもの遊びを見て

大人は
「今年は豊作だよ」
とか
「南から攻めてくる」
とか
知ったそうです。

自然と無意識のうちに戯れてますからね。

シャーマンみたいなところがあるんです。
シャーマンと違うのは無意識なので
商売にならないというところでしょうか。

鉄道自殺対策キャンペーンが始まった矢先に
猛ダッシュなんて
まるで
対策の不備を
(自殺の記事が出てますから)
警告しているみたいです。

皇室はやはり
何かと
【象徴的】存在ですね。

ちなみに

普段の【猛ダッシュ】と
今の時期の【猛ダッシュ】

一般人への【猛ダッシュ】と
愛子さまへの【猛ダッシュ】

凶暴性はまったく異質のものになります。

学校にいけないどころではない
恐怖感だったと思います。
8歳ながら
皇族として受け止めておられます。
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無意識のうちに線路にしゃがみこんでしまう病=PTSD

さきほど

夫の制止を振り切り
線路にしゃがみこんだ
69歳の女性の自死について

PTSDであると

書きました。

理由は
自分の意思ではなく
何者かに
引かれるようにして
行動してしまうように見える

被暗示性の異常な高さと

恐怖心のあまりの低さです。

列車にひかれるなんて
普通の神経では
怖くて怖くて
できません。

【解離】がなくては…

逆に解離があれば
世界は
物理学だけの世界に変貌し

自傷他害への
ハードルは
急に低くなります。

ハードルが
地下にもぐっていて
見えない
と言ったら
わかりやすいでしょうか。

昨日
朝日新聞の論説にありましたね。

【こころの感染】
とも言います。

普通の言葉では
【ツラレテ】
と言います。

ついついつられて
何かしてしまうことは
誰にも
時々ありますが、
(被暗示性自体は誰にもある)

途中で
はっとして
立ち止まるのが
一般の人間で

正気にかえらず
自分がいつ死んだのか
知らないような
死に方をする
のが

PTSDあるいは
ヒステリーです。

マリオネットですね。


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列車飛び込み自殺対策強化キャンペーンの明暗

JR東日本が
「生きる支援の強化月間」
と名付けた
列車飛び込み自殺対策強化キャンペーン
始めたこともあるのでしょう、

昨日の朝日新聞夕刊では
はっきりと
電車での轢死を報じていました。

最近の傾向としては…
普通に生活していると
列車の遅延の多さは嫌でも
気づきますが、
理由はあまりはっきりさせないのが
お約束
でした。

自死したのは
大阪府枚方市で
69歳の女性です。

夫との散歩中で
もちろん
夫は引き止めようとしたのですが
それを振り切って
遮断機をくぐり
線路の上にしゃがんだそうです。

目の病気を苦にされていたと
書かれていますから

もちろん
それは引き金になったでしょうが

①夫の制止を振り切って
②線路の上にしゃがみこむ

人を振り切るというのは
【振り切りサギ】ならぬ
振り込めサギの被害者と
どこか似ています。

催眠商法にかかりやすい
被暗示性の高さをもつ
ヒステリーつまりPTSDです。

線路の上にしゃがみこむのは
最近の自死の流行です。
流行に敏感なのも
被暗示性の高さのたまものです。

ヘッセの
『車輪の下』の主人公が
PTSDから
飲みたくもない
アルコールに溺れ
溺死したのと似ています。

本人にははっきりとした
希死念慮はなかった感じがします。

何かに引かれるように
このような
行動をとってしまったのでしょうね。


【解離】
の様相が
ありありと
浮かんできます。

この犠牲から
我々はきちんと学ばねば
ならないでしょう。
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祥伝社『発達障害に気づかない大人たち』の誤診ぶり

PTSD研究家翠雨の日記
【うつ病】という
誤診が
自殺者年間3万人を
12年以上継続させ
その過ちに
『精神科治療学』も
国も
気づき
自殺対策は少しづつ
変化してきています。
そんななか
【発達障碍】に関しては
まだ誤診が続いています。
この本は
その最たるものだと
思います。
発達障碍が【うつ病】や【依存症】
に結びつくと書かれているようですが
【うつ病】は内因性のまれな病で
他の原因で罹患するものではないのを
なぜ知らないのでしょうか?
【依存症】に関しては
見かけ上
そのように見られるケースも
ありますが
そう多くなく
実は【PTSD】が根本原因であった
つまり【発達障害誤診】という二次被害に
起因するものであることが
実際は多いと思います。
たくさん
そんな被害者を見てきました。
また
モーツァルトやピカソなど
一流の芸術家を
引き合いにだし
「磨かれていない原石」
と書かれていますが
これは
ユング心理学でいう
【自己実現】や【個性化の過程】を
志向しているタイプですから
【発達障碍】のような
【適応論】で論じては
ならない人たちです。
このようなタイプを
【発達障碍】と診断することが
現在さまざまな不幸を
増殖させています。
下手をしたら
投薬され
一生薬漬けにされたうえで
『車輪の下』
に導いてしまいます。
世の中を混乱させる
悪書だと思います。
この種の本は
絶対趣味で書いては
いけません。

日本最古のサイコノベル『源氏物語』とPTSD

『源氏物語』は
架空のお話ですが
紫式部は
54条に
構成するなどして
ほとんど現実の話なのだと
言っています。
詳細は
昨日
『お水取り こもりの僧は11人』
に説明しました。
言われてみると…
たしかに
PTSDの教科書
としても
興味深いです。
最古の
サイコノベルと
言われるだけ
あります。
源氏は
悲しみのあまり
落馬しますし
ねたみや
うらみ
いじめで
人が簡単に亡くなります。
生霊による
頓死もあります。
六条御息所ですね。
未遂などもあります。
日本版
『死に至る病』
(キェルケゴール)
ですね。
昔なら
加持祈祷という
ところですが
現代はPTSDとして
トラウマ研究の
参考になります。
ゆっくり見ていこうと
思っています。

愛子さまの不登校 PTSD問題の象徴化加速

皇太子ご夫妻のご長女
愛子さま(8)は

現在

不登校状態にある
ようです。

先週
風邪のため発熱などの症状で
学校を休まれましたが

回復された今週月曜日(1日)になっても
腹痛や強い不安感を訴えて登校できなかったそうです。
ご両親に促されて
2日に登校しますが
早退し
3日から5日まで休まれています。

登校への意欲はおありですが
登校に際して強い不安感がおありです。

学習院の調査では
同じ学年の男の子たちが
乱暴な行為を繰り返しており
愛子さまを含む複数の児童が
被害にあっていたためではないか
とのことです。

被害の詳細など
不明ですが

PTSD研究は
ますます
象徴的】なものと
なってきたように
感じます。
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朝日新聞『獅子頭』第十話 DV被害児は人類の宝

雑技学校の訓練は厳しい。

先生の指導を
まじめに聞き
その通りにしようとするが

なかなか
身体がついていかない。

そこでピシッと
たたかれる。

限界の限界を超える。

そんな努力が
要求される場所です。

これは
【如人千尺懸崖上樹】

千尺の崖の上にいたら
怖さで
一杯一杯

しかしその先へ
飛ばねばならない。

雑技という
スポーツのような
芸術であっても

公案に取り組むのは
寺の修行僧と同じ。

入学前
「サルみたいに木の枝を歩けるようになる」
と言っていたように

人間の限界に
挑戦する。

7歳の
二順も全身全霊をぶつけて修行する。

DVや虐待の被害児も
それは
同じで…

今のままでも
充分過酷なのに

その先を
自力で超えるように
要求される。

暴力を
非暴力で
避けているうちに

神技的な
心身を身に着けた子が多い。

雑技学校では
訓練は厳しくても
時間がきたら
終了
おいしい食事が待っているし

食堂のおじさんは
子どもたちの苦労を知っているから

慈悲をたたえた目を向けつつ
一生懸命うなずき
ねぎらいながら
トレーを一人一人に渡してくれる。

DV家庭だと…

四六時中
神経が休まる暇がない。
誰もわかってくれない。
浴びるのは罵声と暴力のみ。

PTSDに罹患しないほうが
おかしい。

絶望から
無気力や
注意散漫や
混乱が起きても
なんら不思議ではない。

まともな会話がない家庭では
日本語の習得は難しい。

何も
日本人だから
日本語が話せるのではない。

しかし
【言葉が遅い】

表面的な判断で
容易に
【発達障碍】【学習障害】
と診断され、

療育の対象とされる。

下手をしたら
投薬される。

雑技学校に入学すると
人類の限界を超えなければならない。

DV家庭に生まれると
PTSD克服という
未来型の難題に取り組まねば
殺される。

苦境に住む
DV被害児や虐待児は
人類の宝だと思います。

それをいじめる親や
専門家は悪魔です。
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新潮新書『新薬クライシス』と心理療法

本日の
朝日新聞の
一面下方の広告にありました。

PTSD研究家翠雨の日記

崇高な使命、熾烈な開発競争、飛び交う大金、去っていく研究者。2010年、もう新薬は生まれない。

全世界で七十八兆円、国内七兆円の医薬品業界が揺れている。巨額の投資とトップレベルの頭脳による熾烈な開発競争をもってしても、生まれなくなった新薬。ブロックバスターと呼ばれる巨大商品が、次々と特許切れを迎える「二〇一〇年問題」――。その一方で現実味をおびつつあるのが、頭のよくなる薬や不老長寿薬といった「夢の薬」だ。一粒の薬に秘められた、最先端のサイエンスとビジネスが織りなす壮大なドラマ!

こころの領域でも…

精神科に通う殆どの人が
うつ病】と
診断されてて

薬が効くのが
うつ病
と教科書にもあるのに

薬が効かなくて

絶望している。

絶望すべきは
専門家のほうなのに

平気の平左

『精神科治療学』では
やーんわり
実はうつ病ではなく
PTSDでしたと
白状したけど…

心理療法は?
と言えば…

河合隼雄の輸入した
ユング心理学のブームは去り、

精神科に右へ倣へ!

書店に躍っていた
【自己実現】【個性化】は姿を消し
【発達障碍】【人格障害】【適応障害】
の急増叫び

優秀な人も
高貴な人も
優しい人も
みな
型に嵌め殺され
チッソくしかかっている。

上から目線の
教育・指導の流行

ひきこもりや
摂食障害の方々は
それを
拒否し
自力で自立しますから」
と言う。

これが
日本の心理療法の現状です。

ホントに
こんなので
いいんですか?
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愛子さまへの【猛ダッシュ】の象徴性

愛子さまの
不登校について
学習院の常務理事が
皇族に対する
前代未聞の“乱暴騒動”を
謝罪しました。
乱暴行為自体の存在は
否定しており
宮内庁の東宮大夫と
今回の学習院の会見では
事実関係のとらえ方において
大きな違いがありますが
これは
一般の学校と
よく似てますね。
非常に【象徴的】です。
昨年7月に
問題がありましたが
父母会なども入り
見張りの教師など
対策の成果があって
一応の終結をみたようです。
今回新たに
愛子さまに向かって
猛ダッシュしてくる
男の子がいたと

言うことです。
記者が
それだけで不登校かと
質問したようですが…。

いただけませんね。
恐怖心が起こるには
充分すぎますよね。
身体的暴力の証拠としての
大怪我が見当たらないから
と言って
DVや虐待を
信じないのと同じです。

ぶつかってたら
どうするんですかね。
大変なお怪我につながりますよね。
そろそろ
このあたりは
常識になってほしいです。
あと
これは
専門的な領域になりますが…
男の子の乱暴の正体が気になってましたが
猛ダッシュとは…
怖がらせるためなら
いろんな方法があると思いますが
あえて
猛ダッシュだったんですね。
さっき
線路自殺の記事を書いていたのもあって
これは
とても
【象徴的】な表現だと思いました。
子どもには
無意識だと思いますが
そういうところがあります。
だから7歳までは神の子というのですね。
(今回は8歳ですが)
アフリカの長老に習いました。
ごくごく最近まで
子どもの遊びを見て
大人は
「今年は豊作だよ」
とか
「南から攻めてくる」
とか
知ったそうです。
自然と無意識のうちに戯れてますからね。
シャーマンみたいなところがあるんです。
シャーマンと違うのは無意識なので
商売にならないというところでしょうか。
鉄道自殺対策キャンペーンが始まった矢先に
猛ダッシュなんて
まるで
対策の不備を
(自殺の記事が出てますから)
警告しているみたいです。
皇室はやはり
何かと
【象徴的】存在ですね。
ちなみに
普段の【猛ダッシュ】と
今の時期の【猛ダッシュ】
一般人への【猛ダッシュ】と
愛子さまへの【猛ダッシュ】
凶暴性はまったく異質のものになります。
学校にいけないどころではない
恐怖感だったと思います。
8歳ながら
皇族として受け止めておられます。