DVシェルターでの
箱庭の作品に
【吸血鬼】モチーフ
がありました。
「血を吸われないように
みんなで逃げてるところ」
そう説明してくれました。
吸血鬼ドラキュラ (1958映画)
によれば
吸血鬼に襲われると
死んで
吸血鬼として
復活してしまうんですよね。
でも
吸血鬼の脅威を充分理解し
吸血鬼と化した人の胸に
杭を打ち込めば
魂が解放できます。
もちろん
作家の無意識のなかから
あふれ出した
空想の産物ですが…
これって
PTSDそのままだと思いませんか?
トラウマを
そのままにしておくと
PTSDとなり
【解離】の名の下に
本来のその人ならば
絶対しないようなことを
してしまう可能性があります。
究極は
暴力や犯罪ですね。
そしてその被害者の
トラウマに関しても
同じ可能性が出てきます。
ネバーエンディングストーリーです。
負の連鎖を断つには
どうしたらよいか
と言うと、
①PTSD学習
②心理療法
です。
逆に
そのことで
PTSDが克服されると
(途中からみな
口にしますが)
PTSD克服の途上にある人と
いとも簡単に
結びつきます。
専門家との間には
壁があるというのに
痛みを知った人は
繋がれるんですね。
そして
一番
私が興味深く感じているのは
このケースのように
子どもが
いろいろ
教えてくれるという事実です。
【傾聴】していたら
教えてくれるんです。
上から目線で
指導してたら
ソンですよ!
PTSD克服の過程では
何かと
陰陽逆転が起こり
これは
やはり
西洋二元論の心理療法では
とても
太刀打ちできないと
いつも
思っています。