少しずつですが
精神科は変化しつつある
ようです。
これまで
統合失調症といえば
遺伝性の不治の病
であるとして
精神科の専売特許の
ように扱われてきました。
治せもしないのに
専売特許かと
反感もあったと
思います。
しかし
タイトルの
柔らかな物腰も
驚きなら
書評も
なかなか
意外な言葉の
オンパレード
です。
エンパワーメントを
基本にした
統合失調症患者の
回復に尽力する
著者の経験を元に
「心理教育」
「地域生活支援」
「パートナーシップ」を
軸にした支援法の実践
が学べる
とか
統合失調症の特性を
理解しつつ
患者に寄り添いながら
自立・回復を促す支援の
アイデアが溢れていて
精神保健、障害者福祉に
携わる多くの方々必読
など
特に19章は
真の「回復」とは何か?
そのために何ができるのか?
精神科医として
支援者として
隣人として
自らの立ち位置を模索し続ける中で
書かれたそうです。
これって
PTSDの教科書の
キーワードばかりですが
統合を失調している=解離
この盲点に
焦点が当てられていますよ
遺伝性&非遺伝性
陰陽のゼロポイント
です。
遺伝か遺伝でないか
治る可能性があるのかないのか
どちらかしか
ないんです。
教科書の書き換えに
繋がる
歴史的大変化は
もうすぐ
起こるかもしれません。
実は
【PTSD】から
自己実現
(個性化の過程)モデルを
歩かされている
人たちだった!
という
結論は
夢のまた夢として
まさか
かぐや姫をわがまま扱いしたり
スサノヲを不適応や発達障害と
誤認して
平均値に引きずりおろそうと
する片棒を
担がせるような
西洋的二元論に基づく
支援ではないでしょうね。
キェルケゴールでさえ
絶望は
『死に至る病』と
書いてますからね。
その点だけは
念のため
どうしても
書いておかねばなりません。
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