【二河白道】は
東方に救いが
あることを
たとえ話で
教えてくれる
ものですが
東方について
正法眼蔵
『光明』には
こう書かれています。
「東方は
彼此の俗論にあらず、
法界の中心なり
拳頭の中央なり」
ようするに
現実的に
あっち!と
指差せるような
東のことではなく
やはり
【象徴】として
捉えることが大事で
「かくのごとく
参学せん
学道の
初学なり」
とあります。
ユング心理学の
【象徴】を持ち出すまでもなく
これが昔からの
学問の常識
なので
クライエントさんの
絵画表現や箱庭表現は
やはり
【象徴】として
共感してあげてほしいなあと
改めて思いました。
河合先生が
お亡くなりになったことは
何の理由にもならないのです。
こういうのは
流行じゃないですから