竹は竹、
松は松と
各自その天賦を
充分に発揮するように、
人間が人間の
天性自然を発揮するのが
人間の善である。
群生する
しばしば
厄介者扱いされるほど
繁殖力の高い
竹ですが
そのなかにも
ほのかに
光るものがあり
愛情を注ぎながら
見つめていたら
神々しさが増し
月そのものと
同一になるような
そんなものが
人間には
あるということを
『竹取物語』は
示して
いるのだと思います。
西田幾多郎の善とユングの自己実現③ かぐや姫
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