サトル・ボディとは
ほとんどの文化が
古来から持つ概念の1つで
肉体とは別の
見えない身体のことです。
ユング派の精神分析家で
精神科医でもある著者は
周囲からはやせすぎに見えるのに
自分は太っていて醜いと
強く思い込む現象
つまり
ボディ・イメージの歪み
があり
自分の外見を
あるがままに認知できないから
拒食症なのだと言うのです。
古来から人間は
ショッキングな出来事にあえば
禊(身削ぎ)をして
全身全霊で問題を超えようとしてきました。
無意識に存在するポジティブな
自己癒しの一環としての拒食であるとは
夢にも思わず
認識のゆがみとしか
捉えないのです。
流行の上から目線ですね
心の全体性回復の道筋
と立派なこと言ったって
ユング派の【全体性】は
所詮この程度で
拒食を通じて
自己実現しようとする人物の
足を引っ張るわけです。
摂食障害者が病院から
逃げ出すわけだ。
パブロフは
実験ねずみが逃げ出したとき
その意味を考えたものだが…