「是冬、京都之鼠、向近江移」
『日本書紀』(天智5年)
この冬、京都のねずみが近江に移る
天智天皇の近江遷都
についての
記述なのですが
なんと
ねずみさん
が移動したと
書いてあります!
正史にねずみ
たしかに…
明日香に対して近江(大津)は
真北の方角にあります。
子午線上に
国家的大事業を
行ったのですね。
しかも
667から794の平安遷都までの
130年間に
6回も
子午線上での遷都を
繰り返しています。
なぜこんなことをする必要が
あったのでしょう。
今なら
ちゃんと説明しないと
大ブーイングが起こります。
ねずみは 北で水気 陰の極み
うまは 南で火気 陽の極み
水と火ですね。
【水剋火】で
水が強いです。
人間のこころでは…
無意識は【水】
意識は【火】です。
意識を
ぼんやりさせて
無意識のなかに沈み
瞑想させる
これが
自己実現の極意でしよう。
公案を解くにも
PTSDの謎を解くにも
【水剋火】
阿部氏のような
頭でっかちはダメなんです
そして陰陽を
シャッフルシャッフルして
活性化させる
【一太極二陰陽】のリセットの呪術が
こめられているのではないかと
思います。
遷都に関しては
故吉野裕子先生に教わりました。
『竹取物語』火鼠の皮衣の象徴的意味③ 遷都成功の呪術に使われるほど大切な鼠
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