不眠症くらいで
簡単に
薬を飲むから
おかしくなる。
なぜ眠れないのか
心の声を
聴いてあげよう。
きっと
無視し続けられて
イライラが
マックスなのだ。
原因が
わかれば
『そりゃ。眠れんハズだ』
ひざを打つこと
間違いなし…
月別アーカイブ: 2010年4月
むちゃ撮り「堪忍え」 不作法に困惑の舞妓さんがかぐや姫の代弁
朝日新聞『獅子頭』第四十五話 かぐや姫はガラスの靴を履かなくてもO.K.
鬼猫のアドバイス通り
フレンチレストランに
雲紗を誘うことに
したが
中華料理とは
味や見た目が違うだけでなく
マナーが全く違う。
見聞が広く
生意気な鬼猫が
言うには
雲紗に席についてもらうとき
手を持ち上げ
甲にキスしろと
それが紳士の礼儀とのこと
食事前から
この大違い。
まじめな二順は
頭のなかで何百回も
アドバイスされたことを
練習したが
当日は
緊張のために
料理の味はわからず
会話は上の空
最後に
「コーヒーって変な味だね」
って
つぶやいてしまう始末。
でもそこで雲紗は笑ってくれた。
西洋と東洋の文化の差が
ほほえましい。
文化差は素敵だ。
中国料理をフレンチの視点で
シャンパンがないとか
キスしないとか
コースの順番が間違っているとか
レディファーストがないとか
言って
蛮族料理扱いする人はいない。
しかし
ユング心理学かぶれしたら
かぐや姫をわがままだと言って
自国民の摂食障害を
矯正指導するようになる
そんなことしちゃだめじゃないかと
宮崎監督は
ポニョを書いた。
おろかしいなあ。
日本の心理学って…
蘇ったキトラの壁画石室公開で揺らぐユング心理学の【かぐや姫】観
極彩色の四神図や
東アジア最古級の天文図が
描かれた
奈良県明日香村のキトラ古墳
(7世紀末~8世紀初め)の
石室壁面を精密に複製した
原寸大の陶板が完成しました。
本日から
二ヶ月間
奈良文化財研究所飛鳥資料館で
公開されます。
文化庁も
遅まきながら
見直しはじめた
古代から現代まで
心の奥底に一貫して流れる
尊いわが国の精神文化
C.G,ユングも注目した
東洋の壮大な
【陰陽五行説】の
宇宙観であり
哲学観の具現化です。
この古墳の凄さ
日本人のこころの豊かさが
広く知られるようになれば
西洋の人魚姫の背景にある
思想哲学で
かぐや姫はわがままだ
と嵌め殺し
摂食障害の人にお説教するような
おろかな心理療法は
もう
撤退するしかなくなると
思います。
もうすぐかなぁ
ユングのPTSD トラウマ事件⑦ 神経症おそるべし
12歳のユングの
自己診断名は
【神経症】
原因は【葛藤】
葛や蔓が絡まって
わけわからなくなった
状態ですね。
こちらに伸びようとしているかと
思えば
とんでもない方向に曲がったり
他の枝とぶつかったり
…
葛藤の原因は
本来の素質を無視し
真逆の行き方を
自分に強いていること。
(自己いじめですね)
しかもその自己矛盾に
気づこうとせず
【抑圧】し
発作などによって
無意識がそれを
知らせても
無視し続けること。
自我がこれをされたら
つまり学校で職場で
仲間はずれにされたら
悲しいですね。
でも本来の自分には
やっちゃうのが
悲しいところです。
しかも自分のために
よかれと思ってするんですからね。
そして
分かってしまえば
なんてことのない
シンプルなメカニズムで
まるで
【統合失調症】
【発達障害】
【うつ病】
という遺伝性の病かと
誤診されるような
症状さえ呈してしまうのです。
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素晴らしい人間は皆 正気じゃない 『アリス・イン・ワンダーランド』
奇才ティム・バートン監督
いいこと言ってくれますね
PTSDのことを
考えていると
善人って?!
常識って?!
正しいって?!
ちょっと
わけがわからなくなることが
ありますよね。
残忍な赤の女王が支配する
アンダーランドそのものです。
アンダーランドで戦う
アリス役に求められているのは
「知性と成熟。
社会に不適合な感覚を持ちながらも
静かな力強さも
秘めている」
だそうですよ。
ちなみに
アメリカのお話では
少女が闘うことは
少ないそうで
日本のアニメの影響だそうです。
皆さんのなかの
闘う少女を
大事にしながら
がんばってくださいね
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朝日新聞『獅子頭』第四十三・四十四話 布置~冠帯
運勢エネルギーを表す星に
「冠帯」なんてのがあるそうです。
(衣冠束帯の略でしょうか?)
理想・飛躍を意味する星です。
人間の一生に例えると
<未熟な少女期から青年期へと移りゆくイメージ>
です。
(男性でも同じことでしょう)
パワフルな精神で
さまざまな事にチャレンジする時
普段は避けていた難しい仕事にも
積極的に取り組んでみたくなる時
そして
自分一人で完ぺきに成し遂げようとせず
経験豊富な周囲の人間のアドバイスを得て
向上をはかるべき時
です。
雲紗の頭脳
鬼猫の見聞の広さとセンス
自分にないものを
柔軟に積極的に
見方につけながら
二順は
結婚にこぎつけようと
しています。
これだけは自分の頭で
指揮をとりたいですよね。
自力がすべてだった時期から
風に乗る時期に
変化してきたのかも
しれません。
無我だと上手に
乗れますね。
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ユングのPTSD トラウマ事件⑦ 神経症おそるべし
12歳のユングの
自己診断名は
【神経症】
原因は【葛藤】
葛や蔓が絡まって
わけわからなくなった
状態ですね。
こちらに伸びようとしているかと
思えば
とんでもない方向に曲がったり
他の枝とぶつかったり
…
葛藤の原因は
本来の素質を無視し
真逆の行き方を
自分に強いていること。
(自己いじめですね)
しかもその自己矛盾に
気づこうとせず
【抑圧】し
発作などによって
無意識がそれを
知らせても
無視し続けること。
自我がこれをされたら
つまり学校で職場で
仲間はずれにされたら
悲しいですね。
でも本来の自分には
やっちゃうのが
悲しいところです。
しかも自分のために
よかれと思ってするんですからね。
そして
分かってしまえば
なんてことのない
シンプルなメカニズムで
まるで
【統合失調症】
【発達障害】
【うつ病】
という遺伝性の病かと
誤診されるような
症状さえ呈してしまうのです。
素晴らしい人間は皆 正気じゃない 『アリス・イン・ワンダーランド』
ユングのPTSD トラウマ事件⑥ 学習障害ではないのですが…
ユングは
学校を退屈でおもしろくない場所と
感じていたようです。
一端を紹介しますと…
算数は
数字という実体のないものを
当たり前のように
使うでしょう。
a=b なんて意味不明!って
そこからひっかかってくる子
なんですね。
まあ言われてみれば
aとbは
違いますが
そこに
露骨な恐怖感すら覚えた
そうです。
絵は好きですが
創作が好きで
模写はテンでダメ
あまりのダメさに
図画の授業は免除された
そうですし
体操は身震いするほど嫌
…
という調子です。
祖父がゲーテの庶子である
というやっかいな言い伝えがあり
真偽は不明ですが
(どこか気にしていたのは
事実です)
極度の芸術家肌なんですね。
ユングは
自分の創造的な性格に
呑みこまれるのが怖くて
みんなのように
学校に適応しようと
やっきになっていたのです。
本来の性質と全くちがう
性質を演じるのですから
その葛藤だけで
エネルギーを消耗してしまいます。
(事実とても疲れやすい人だった
ようです)
突き飛ばされて
本来持っていた問題が
ごまかしのきかない段階であることに
気づかされてしまったのですね。
しかしまだまだ抵抗は続きます。
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